鬱病
(35歳 女性)
私は15年前からうつ病を患っており、病院を転々として、3年前から今の病院に通院しています。
去年の秋にカウンセリングをお願いしたのですが、ドクターに「あなたにはまだカウンセリングは早すぎる」と断られてしまい、投薬治療が続いていました。
でも、そんな病院での治療に限界を感じ、「代替療法」で検索してこのホームページに辿り着きました。
ホームページから滲み出てくるNaoyaさんの人柄にひかれ、メールを送ったところ、心温まるお返事をいただきました。
数回メールのやりとりをして、「催眠療法にかけてみよう!」と思い、セッションをお願いしました。
初めてお会いしたNaoyaさんは、メールと同じように優しくて、誠実なかたでした。
2時間のセッションのなかで、最初の1時間は催眠の説明をしていただき、私が今まで生きて来て辛かったことを聞いていただきました。
私の今回の目的は
1禁煙
2漠然とした不安を持たずに気軽に外出できるようになる
でした。
私の喫煙のきっかけは、23歳のときの離婚問題でした。
離婚しようか、やめようか、と毎日苦しんでいたときなんとなく1本吸ったところ、心も身体もとてもリラックスできたのです。
Naoyaさんは「心の奥深いところで煙草とリラックスが強く結びついているから、今は無理矢理禁煙しないほうがいいですよ」とおっしゃったのですが、「私は煙草に関する全てのことが嫌でたまらない。そんなものを吸っている自分を思うと憂鬱でいっぱいになる。だからどうしても禁煙したい」とお願いしたところ、「それなら・・・」と快く引き受けてくださいました。
禁煙にしても、気軽な外出にしても、リラックスが必要だったので、誘導にしたがって深いリラックス状態に入っていきました。
いままでに体験したことがないくらいリラックスできました。その状態で暗示をいれてもらいました。
Naoyaさんの穏やかな声が、身体と心の奥に染み渡っていくかんじで、それはそれは心地良いものでした。
禁煙に関しては、喫煙のデメリットや禁煙のメリットをインプットしてもらいました。
そして心に煙草を1本思い浮かべて「10回吸いますよ」の声にしたがって10回吸いました。ところが、最後の2回でむせてしまったのです!これには驚きでした!
外出に関しては、私の中の「外は何があるかわからないから怖い」という思いを和らげ、「外出は楽しいものだ」という暗示をいれてもらいました。
これからも、うつ病の改善のために催眠療法を積極的に取り入れていこうと思います。