上の図の中心にある黒丸をじっと見つめてください。
見つめていると、次第に青い四角の輪郭が、色を増していくように感じられると思います。(他の色が見えたりするかもしれません)
さらに見続けると、輪郭が曖昧になり、だんだん四角がぼんやりしていきます。
そして最後には、灰色の上にただ黒丸が載っているように見えるでしょう。
これは催眠状態(トランス状態)のイメージです。
灰色はあなたの無意識、青い四角はあなたの理性です。覚醒状態では、あなたの心には理性のフィルター(青)がかかっているので、その背後にある無意識(灰色)を見ることはできません。
しかし、催眠に誘導される(黒丸を見つめる)ことにより、次第に理性は色あせ、今まで隠れていた無意識の部分にアクセスすることが可能になるのです。(この意識状態を変性意識と呼びます)
催眠というと、意識もなく、まるで眠っているような状態になるのではないかと思っている方も多いと思いますが、上のイメージを見ているときと同じように、意識もあれば、ちゃんと音も聴こえています。
これはあくまで催眠のイメージですが、実はただのイメージではないんです。
見えるはずの四角が見えなくなるということは、マイナスの幻覚ですね。
このまま黒い丸を見続けると、だんだんと目が疲れて、目を閉じたくなります。そのまま目を閉じて、楽な姿勢で、電車でうとうとしているときを思い出してください。心地よい温度、心地よい振動、単調な線路の音……。
とってもリラックスできると思います。これが催眠状態です。
ただ目を閉じているのと大して変わらないじゃないかと思われるかもしれませんが、実際、催眠状態というのは、ただ目を閉じている状態と大して変わらないのです。テレビのショー催眠などで、催眠を体験したタレントが「全部聞こえていたし、意識はあった」と言うのはそのためです。
簡単な実験をしてみましょう。
ボールペンを人差し指と親指で、ゆるくつまんで下さい。そしてボールペンを見つめながら、心の中で「ボールペンが落ちる」と何度もつぶやいて下さい。
ボールペンは落ちるかもしれないし、落ちないかもしれません。
今度はわざと力を抜いてボールペンを落としてみて下さい。ゆるくつまんでわざと落とす、ゆるくつまんでわざと落とす……。これを3回くらい繰り返してください。
それではもう一度ゆるくつまんでボールペンを見つめながら「ボールペンが落ちる」と何度も心の中で唱えて下さい。
今度はボールペンが落ちたのではないでしょうか。
催眠状態で暗示に反応してしまうというのは、こういう感覚です。決して眠っているわけでも、意識がないわけでもないことが、お解かりいただけたでしょうか。
このページでは私が日頃の経験から催眠について考えている事を、思いつくままに書いています。
ご質問等ございましたら、なんなりとメールください。
・ショー催眠
・世の中はすべて催眠?
・催眠療法
・禁煙
・ダイエット
・暗示について
・リラクゼーション・エンターテイメント
・催眠は万能ではない
・ショー催眠
私が催眠誘導を覚えた頃は、もうそれだけで面白くて、テレビのショー催眠で出てくるネタを見よう見まねで片っ端から試しました。手を固めて開かなくさせたり、水をコーラに変えてみたり、自分の名前を忘れさせたり……。
初めはそれで良かったのですが、次第にそういうネタには飽きてきます。何故か?
それは、催眠というのは極めて個人的な経験であり、基本的には本人以外、その不思議さを体験できないからです。極端な言い方をすれば、ショー催眠で行われていることは、それが演技なのか、本物なのかは本人にしか判りませんし(判るよー、という声も聞こえてきそうですが、あえてそう書かせていただきます)、逆に言うと、催眠でできることはほとんど、演技でもできるのです。(こちらも、そんなことはない、という声が聞こえてきそうですし、実際にそんなことはないのですが、あえてここではそう書きます)
例えば手が固まる暗示にかかって手が開かない人がいたとします。でもね、手が開かないなんて、誰でもできるんですよ。ぎゅっと握って開かなければいいんです。それだけ。実際に自分の意思で開こうが、開けまいが、だから何?っていうことなんですね。
催眠というのは確かに不思議な現象ですが、それを疑っている人の目の前で、いくら誰かを誘導して手を固めて見せても、信じない人は信じない。実際にその人が経験しないとダメなんですね。
テレビのショー催眠は面白いですが、まったく同じ事をヤラセでやろうと思えばできるわけです。
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・世の中はすべて催眠?
私は当初、催眠というのは、「催眠に入っているか、いないか」、という類のものであると考えていました。寝ているか起きているかくらい、催眠状態か否かは、はっきりと差があるものだと考えていました。しかし催眠を知れば知るほど、反対に、世の中のすべての人は、多かれ少なかれいつでも催眠状態なのではないかと考えるようになりました。催眠状態か否かが問題なのではなく、催眠状態の深さが問題なのだと気がつきました。
なんだか解りにくい文章になってしまいましたが、これって当たり前のことなんですよ。
例えば頭の中でレモンをイメージし、それを半分にきり、果汁のしたたっている切り口に、がぶりと噛り付くことを想像してみてください。理性のコントロールとは関係なく、また、実際にレモンがあるなしに関わらず、口の中に唾液がでてきたでしょ?
これは、人がいつでも暗示を受け入れているひとつの例です。
別の例をあげましょう。中学3年生の時の担任の先生を思い出してみてください。(実際に目をつぶって思い出してみてください)
思い出せましたか?
いま目をつぶっていた瞬間、実はあなたの意識は現在にはなく、中学3年生の時まで戻っていたんです。目をつぶると真っ暗ですが、心の目では担任の先生の顔が出てきたでしょう。これは、深い催眠下で過去を思い出すのとなんら変わりのないことなのです。(深い催眠下ではそのイメージが増幅されているに過ぎません)
人間の心には無意識の部分と理性の部分があります。(無意識とは何か、という問題はここでは追及しません。理性でコントロールしていないところをコントロールしている部分を便宜的に「無意識」と書きます)があります。無意識の中にはあなたが生まれてから今に至るまでの記憶が保存されています。また無意識は理性と違い、イメージと現実の区別もできません。だからレモンに噛り付く事を想像すると、過去の経験から「すっぱいから唾液を出せ」と自動的に体に命令を与えているのです。
例えば今度は、今一番嫌いな人の顔を想像してみてください。顔が出てくると、なんだかムカムカしてきませんか? 無意識はそれがイメージなのか、現実なのか区別がつかないので、ムカムカという感情が自動的に沸いてくるのです。でも、これは想像ですから、実際にその人と会ったときよりはムカムカしません。それは理性がちゃんと「これは想像である」ということを知っているからです。
人間はこのように、理性が無意識の突き上げてくる感情を上手に処理することによってバランスを取っています。では、理性がうまく働かなくなってしまったらどうなるでしょう?実はそれが、深い催眠状態なのです。例えば中学3年生のときの担任の先生を思い出したとき、理性の活動が鈍っていれば、まるで本当に自分が中学3年生に戻ったように、はっきりと当時の状況を思い浮かべることが出来るのです。
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・催眠療法
人間って簡単に暗示が入ってしまうことがあるんです。
朝元気に目覚めて、とっても健康で、体に心配なところなどなにひとつないのに、もし学校で、会社で、3人の人に連続で「顔色悪いけど大丈夫?」って言われたら、どんなに健康な人でも「もしかしてどこか体が悪いんじゃないか?」と思い始めます。もちろん、意図的にそんな事を3人の人が言うことはないと思いますが、何かの偶然が数回続くと、人間は勝手にそれを関連性のあるものだと考えて、自ら暗示化してしまうことがあるのです。
本人がそう思うようになったきっかけを覚えている場合はいいのですが、自分でも原因が判らずに、暗示だけが体に染み付いてしまうこともあります。
理由もなくこの場所に行くと調子が悪いとか、この人の前だと何故か上手く話せないとか、なんだか失敗する気がして本当に失敗してしまったとか、どなたでも経験があるのではないでしょうか。
何故そういうことが起こるかというと、無意識から不安な気持ちが突き上げてくるのに、因果関係のある原因が判らないので、理性がその気持ちをうまく処理できないからなんです。
催眠療法では、原因を思い出す、という作業を行なうことがあります。
無意識は原因の出来事を記憶しています。催眠でそれを思い出すと因果関係がはっきりし、主観的にではなく、客観的にその出来事をとらえなおすことができるので、それだけで楽になれることがあります。
夜、布団の中に入っている時に、窓の外でコツコツと音が鳴っていたら、とても不安な気持ちになりますよね。もしかして泥棒かな、などと考えると、とても寝ることなんてできません。しかし勇気を出してカーテンを開け、窓を開けて外の状況を確認し、音の原因が風に揺れている洗濯ヒモだと判ったら、例えその音が鳴っていても安心して眠ることができますし、場合によっては原因を取り除くこともできます。原因を知って楽になる、とはそういう事なのです。
また、自分が症状をコントロールできることを知ることもとても大切です。
ある11歳の少女がミルトン・エリクソン(現代催眠の父と呼ばれているセラピスト)の元にやってきました。彼女は膀胱の筋肉に問題があって、時々おもらしをしてしまうことがあり、彼女のクラスメートはそのことをからかっていました。エリクソンは彼女に、「パンツを濡らさない方法を君は知っているよ」と言いました。そんなことはない、と彼女は反論しました。エリクソンは、知ってることを知らないだけだよ、と言って、こう続けました。「もし君がトイレに座って用を足しているとき、知らない男がトイレに顔を突っ込んできたらどうする?」
彼女は「固まっちゃうでしょうね」と答えました。エリクソンは肯いて、「これが知っていることを知らないけど、君が知っていることだよ」と答えました。彼女は急速に筋肉を回復し、まもなくおもらしをしなくなりました。
決して元気のない人に、「あなたは元気だ」という暗示を入れることが催眠療法ではないんですね。
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・禁煙
逆に、積極的に暗示を入れることもあります。禁煙やダイエットなどは、催眠で原因を理解したうえで、暗示を入れることにより、習慣を直接的に変えることが可能な場合があります。
タバコはお金がかかります。臭くてヤニがつきます。寿命を縮め、ガンになる確率も高くなります。タバコを吸っている人は、みんな理性ではタバコがよくないことを知っているのです。では何故タバコをやめられないのでしょうか?
それは習慣化しているからです。食後のひととき、仕事の合間などの一服が習慣化することにより、タバコを吸わないと食べ終わった気がしないし、休んだ気がしないのです。無意識のうちに、リラックスとタバコが強く結びつくことにより、ストレスを感じると自動的にタバコに手が伸びてしまうのです。
タバコをやめられないのは意志が弱いからだ、と考える方がいらっしゃいますが、実際に意志と禁煙は無関係です。レモンを想像すると唾液がでますが、それを意志で止められないのと全く同じで、仮に1本を我慢できたとしても、無意識はいつか必ずその取り分を取っていくのです。
催眠で暗示を入れることにより、この習慣を断ち切ることができる可能性があります。タバコをやめるとどんなによいことがあるかを心に語りかけるのです。呼吸が楽になる、イライラしなくなる、服や部屋がヤニくさくならない、お金がかからない……。
直接的に「タバコを吸うと咳き込んでしまう、吸いたくなくなる」というような暗示を入れることも可能ですし、しばらくの間は効果があるでしょう。しかし本人が本心から望まないと、それらの暗示は時間とともにとけてしまうこともあります。習慣を断ち切るためには、それによってどのように人生が良くなるのか、はっきりとしたゴールを設定する必要があると思います。
禁煙に関しては、こちらもお読みください。
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・ダイエット
タバコを吸っている人が、タバコの害を良く知っているように、ダイエットしたい人もどうすればやせるのかを良く知っています。食べ過ぎずに運動する、それだけです。ところがこれが難しい。
理由はタバコと同様、食べ過ぎる事が習慣になっているからです。私たちは満腹になったから食事をやめるよりも、お皿の料理がなくなったから食事をやめることの方がずっと多いですね。食後に何かデザートを食べないと食事が終わった気がしない方もいらっしゃると思います。テレビを見ながらお菓子をつまむことを繰り返すと、次第にテレビをつけるとお菓子をつまみたくなります。テレビと食欲が結びついてしまうのです。
ダイエットの場合も、ゴールをはっきり定めることは重要です。やせる生活、やせた自分を催眠で暗示し、何故やせたいのか、やせて何をしたいのかを明確にするのです。
食事時間にだけ食べる、体にいいものを必要な量だけ食べ、満足する、体重計に乗るのが楽しみになる、鏡を見るのが楽しみになる、日に日に綺麗になっていく、体が軽くて疲れない、着れなくなっていた服をとても素敵に着こなすことができる、体重をコントロールできて気分がいい、自分に自信がもてるので人生がいきいきしてくる……。
禁煙もダイエットもゴールとともに暗示を入れると、成功する確率が高くなります。やめたくてもやめられなかった悪い習慣が、したくてもできないようになります。
習慣を断ち切るのはあくまで本人です。仮に私が施術をおこなったとしても、私がその人を「禁煙させる」のでも「やせさせる」のでもありません。その人自身が「禁煙」し、「やせる」のです。
ダイエットに関しては、こちらもお読みください。
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・暗示について
暗示には信じられないほどの力があります。催眠誘導中に暗示を与えられると、体が勝手に動き、五感は変化し、趣味や趣向までもが影響を受けます。ダイエットも禁煙も、これならばあっという間に解決できるだろうと感じると思います。
しかし現実はそれほど甘くはありません。残念なことに、暗示が長く続くか、それとも数日でとけてしまうかは、その人の心次第なのです。
なぜ暗示は長続きしないのでしょうか?
例えばあなたが、自宅でパンを焼きたい、と思っていたとします。たまたま私がパンを焼くのが得意で、その話を聞いた私は、あなたの家にイースト菌や上等の強力粉を持って出かけます。そしてあなたの家のキッチンであなたと一緒にパン生地をこね、あなたのオーブンでそれを焼きます。パンの焼きあがる香ばしい匂いでキッチンは包まれます。焼きたてのパンはとてもおいしく、こんなにも簡単にパンが焼けることにあなたは感動するかもしれません。私はパンのレシピを書き残し、あなたの家を去ります。もうあなたは私に頼らなくても、ひとりでパンを焼くことができるのです。
確かにあなたはパンを焼くことができるようになったし、焼きたてのパンがいかに美味しいかも知っています。
しかし、明日から自分のパンは自分で焼くようになるのか、それとも再び仕事帰りにコンビニで食パンを買うようになるのかは、あなた次第なのです。本当に自分でパンを焼きたいという思いが強ければ、明日からも自分でパンを焼くでしょう。しかしパンを焼きたいという思いが「ちょっと試してみたい」程度だとしたら、わざわざ粉にまみれてパンを焼くことを頻繁にはしないでしょう。そしてパンを焼かないうちに、レシピをなくしてしまったり、パンの焼き方を忘れてしまうかもしれません。
催眠の暗示とはまさしくこういったものなのです。
あなたの心には、問題(パンを焼きたい)を解決する道具(キッチンやオーブン)はちゃんと揃っています。そしてそのやり方だけを知りません。そこで私が催眠誘導をして暗示を入れる(パンを焼く方法を教える)のです。あなたは暗示の効果(パンのいい香り、おいしさ)に感動するかもしれません。自己催眠に入る方法をしり(パンを焼く方法を知り)、問題を解決する力(パンを焼く能力)を手に入れたのです。しかし明日から、暗示の効果を維持していく(おいしいパンを焼き続ける)かどうかは、あなた次第なのです。
「だったらパンの焼き方を教えるようなやり方ではなくて、『パン焼き機』をくれればいいのに」って思った方、いらっしゃいますか? 残念ながら、「パン焼き機」でも同じなのです。
ちょっと思い出してみて下さい。みなさんの家に、買って2、3回は使ったけれど、その後は使わずに眠っているものはありませんか?ダイエットの器具、英会話の教材、それこそ「パン焼き機」が眠っているかもしれませんね。買ってもそれほど使わないで押入れに眠ってしまうものの多くは、必需品ではなく、自分の生活を変えるため、自分の生活をよりよくするための物だと思います。それを使えば、あなたはスリムな体を手に入れたかもしれないし、英語がペラペラになったかもしれない。毎朝焼き立てのパンを食べることができたのかもしれません。しかし現実はそうなっていません。
それらのものを使うか使わないかはあなた次第なんです。それらはあなたを、理想の姿に導く力を持っているのです。しかし、あなたが使わないことには、そこにたどり着くことはできません。
催眠における暗示も、全く同じなのです。
(催眠温泉もお読み下さい。)
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・リラクゼーション・エンターテイメント
ここまで読んで、「なーんだ、催眠って結構面倒くさいんだな」って思われた方もいらっしゃると思います。「もっと魔法みたいにパッパってできないの?」
そんな風にできることももちろんありますよ。
例えば、一日のストレス、疲れをすっきり落とすことなどは、催眠状態に入るだけで大きな効果があります。また、歯の治療や注射の痛みなどを感じなくさせたり、車に乗っても車酔いしないようにさせる等、事前の暗示が数時間もってくれればよいものなどは、催眠の一番得意とする分野だと個人的には思います。
また「エンターテイメントとしての催眠」というのも私はありだと考えています。ショー催眠に限らず積極的に催眠で楽しむことは、エンターテイメントとして無限の可能性があるのではないでしょうか。催眠状態では、見たい夢を見ることができ、経験したいことを経験することができます。日常生活では実現できないことを、催眠下では実現できるのです。死んでしまったペットともう一度遊びたい、宇宙旅行をしてみたい、空を飛んでみたい、好きなタレントとデートしてみたい……。何でもいいのです。
人の想像力だけ、催眠でできることはあると思います。
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・催眠は万能ではない
催眠には、驚くほどの力があります。
どこの病院でも原因が判らず、治らなかった重い皮膚病の子供に、「新しい皮膚がどんどんできてくる」という暗示を与え続けたところ、数ヶ月で肌がまったくきれいになった、という話を聞いたことがあります。また、催眠状態の人に「これは焼けた火箸です」と言いながらボールペンを渡したところ、本当に火傷してしまった、という話を聞いたこともあります。
私はこういったことは起こりうると考えますが、催眠が万能かといえば、まったくそんなことはないと考えています。深く催眠に入っている人に空を飛べる暗示を与えたからといって、空は飛べないのです。
催眠を過大評価することなく、また、過小評価することなく、現実的に技術が洗練されていけば、催眠の力が利用できる範囲は広がっていくと思っています。
Copyright © Naoya Sakurai.
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