ひとりごと
2012年 9〜12月
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<2012-12-31>
今日は昼前に家を出て、年越し蕎麦を食べるために深大寺に向かいました。
開店時間から30分も経っていないし、まだお昼前だし、すぐにお店に入れるだろうと思っていたのですが、深大寺前の道は大渋滞。
駐車場も満車で、諦めて、買い物をして、家に帰ってきました。
大晦日に深大寺に行ったのは初めてでしたが、さすがに混んでいるのですね。
今年は、9月までは出版のことで頭が一杯で、ようやく一段落したと思ったら、9月末に、個人的にショックなことがあり、それを引きずったまま、気がつけば年末になっていました。
なかなかブログを書こうという気持ちにもなれず、過去を振り返ったり、これからについて悩んだりと、決して元気いっぱい、幸せいっぱいではありませんでした。
そんな 2012年も、あと数時間で終わるのだなぁと思うと、名残惜しい気持ちより、今はホッとしています。
暦など、人間が決めたものですから、新年だって、今日と繋がった明日に過ぎません。
年が明ければ何かが変わるわけでもありません。
それでも、「来年こそ!」と思えるのって、とても良いことだと思います。
<2012-12-5>
なぜハーマイオニーじゃなくてジニー?
今更ながら、ハリーポッターシリーズをすべて映画で観た感想です。
<2012-11-28>
明日の日刊ゲンダイに、「人の心を操る技術」が取り上げられるそうです。
どんな形で取り上げられるのかわかりませんが、楽しみです!
<2012-10-26>
「人の心を操る技術」の第2刷が完成しました。
こんなにすぐに増刷が決まるとは思っていませんでしたので、とっても嬉しいです。(^^)
部数もかなり多く刷っていただけました。
ひとりでも多くの方に、本書が届くといいなぁと思っています。
<2012-10-19>
ずいぶん前から、歯磨きには、電動歯ブラシを使っています。
バス磨きといって、普通の歯ブラシのような形をしているタイプを使っていたのですが、回転するタイプも使ってみたくなり、試しにブラウンの「オーラルB
DB4510NE」を買ってみました。
オーラルB シリーズの一番高いものは、1万円以上するのですが、私が購入したのは、乾電池タイプの一番安いもので、アマゾンで
1,154 円でした。
早速使っていますが、今まで届きにくかったところにしっかり届いている感じがして、とても気持ちが良いです。
特に、この電動歯ブラシを奥歯にかぶせるようにして磨くと、バス磨きでは苦労していた奥歯の喉側も楽に磨けます。
歯と歯の間にもブラシが入り込んでいく感じがして、磨き残しがないのを実感します。
磨き終わったあと、今までの歯ブラシ以上に、歯の表面がツルツルになるんです。
メーカーの宣伝している「歯垢 99.7% 除去」というのも、あながち間違っていないのかもしれません。
電動歯ブラシにしては安い部類ですが、タイマー機能もついていて、2分たつと一度振動が止まって教えてくれます。
買って間もないこともありますが、最近、歯磨きが楽しくて仕方がありません。(^^)
こんなに気持ちが良いなら、充電式にしておけばよかった。いずれ追加で買おうと思います。
先日、歯医者さんに行って、歯のクリーニングをしてもらいました。
クリーニングしてもらうと、歯の裏側や間についてしまったステインがキレイになって、行く度に「今度こそ、この状態を維持するぞ!」と思うのですが、次に行く頃には、どうしてもステインがついています。
今回はこの歯ブラシで、キレイな状態を維持できるのではないかと期待しています!
<2012-10-16>
もう、ハロウィンが日本に定着するのは無理だと思います。
<2012-10-13>
念願の、電子ピアノを購入しました!
購入したのは、CASIO の 「Privia
PX-735」です。
デモで60曲が内蔵されており、その60曲の楽譜が付属していました。
とりあえず、難易度Aとなっていた、ブルグミュラーのアラベスクを、音符をひとつずつ数えながら、どうにか1段目だけ、たどたどしく弾いてみました。
当たり前ですが、指が全然動きません。(^^;;
3つもペダルがあって、左は音が小さくなって、右は音がのびるのは解りましたが、真ん中は何のために使うのだろう?
ゼロからピアノを始めるなら、バイエルからやったほうがよいのでしょうが、きっとそれでは飽きてしまうので、知っている曲で練習しようと思っています。
<2012-10-11>
アラビア数字の「9」を考えた人には、猛省して欲しいです。
なんで、「6」をひっくり返しちゃったんだろう?
「9」が全然違う形をしていれば、例えば番号を書いたカードを配るときに、6なのか9なのかで迷うことはなかったと思うのです。
8まで考えてネタがつきちゃって、「もう6をひっくり返せばいいや」とでも思ったのかなぁ。
しかし、何故6だったんだろう?
0と1と8以外だったら、何をひっくり返してもよかったのに。
<2012-10-9>
村上春樹が「風の歌を聴け」の中で、文章を書くことについて、
「生きることの困難さに比べ、それに意味をつけるのはあまりにも簡単」
「少し気を利かしさえすれば世界は僕の意のままになり、あらゆる価値は転換し、時は流れを変える……そんな気がした」
と書いています。
私はこの小説を読んだからか、言葉に対して、とても概念的な人間になってしまったように思います。
言葉というのは、すべて「間に合わせ」に過ぎず、しかし多くの人は、そんな風に思っていなくて(いや、思っているのかな。思っていても、社会がそんな風に言葉を扱うことを許さないだけかもしれません)、だからこそ、言葉の使い方次第で、いくらでも誤魔化すことができるし、知らないふりをすることもできるし、影響を与えることもできるし、正義を振りかざすことも出来ると思っています。
言葉が不完全だからこそ、力を発揮する瞬間があるし、不完全だからこそ、慎重の限りを尽くしても無力なときがあると感じています。
文章を書くとき、ときどき、自分でも内容を理解しきれていないけれど、こう書くことで、きっと相手はこんな風に読み取るはず、みたいな感覚で書いているときがあります。
一方で、契約書のような文章が苦手です。自分の読み取った内容と、相手が伝えようとしている内容に違いがあると、後々困るからです。
音楽家が楽器や声にこだわるのと同じで、私は「たかが文章」とは思えないことがあって、ときどきそんな情熱が空回りして、面倒くさがられることもあります。
本当なら、人間が2進数か、もしくはC言語かなんかで会話できれば、世の中はずっと平和になるのでしょう。
芸術の道具としても使われうる「言葉」を、コミュニケーションの道具にしなければならないというのは、とても面白いですが、やはり、フェアじゃないなぁって思うことも多いです。
私にとって「言葉」や「文章」は、おそらく他の人に比べると、少しだけこだわりのある分野です。
<2012-10-8>
この疾走感……。途中の「GO!」で、鳥肌が立ちました。
オリジナルもいいけど、こちらのカバーも好きだなぁ。
この頃(「壊れた扉から」)の尾崎豊は、歌詞もメロディーも、神がかっていたように思います。
「十七歳の地図」や「回帰線」に比べると、詩が抽象的になり、芸術性がさらに高まっているように感じました。
「月にくるまり、闇に吠え、償いがオレをとらえて縛る。そいつに向かって歌った」
どんな状況なのか全く想像できませんが、それでも全力で共感している自分がいます。
<2012-10-5>
2222年2月21日生まれの人や、2222年2月23日生まれの人は、「あと1日ずれていれば……」って、人生の中で何度も思うのだろうな。
<2012-10-4>
もう何年も前から、ピアノにチャレンジしたいと思っていました。
置く場所を作らなければいけないし、結構大きな買い物になるので、なかなか実行に移せませんでしたが、出版も終わり、時間ができたので、少しずつ機種を選び始めています。
今、買おうと思っているのは、CASIO の 「Privia
PX-735」です。
電子ピアノの選択ポイントが良くわからないのですが、値段も手ごろだし、必要なものもすべて揃っているので、これでいいかなぁ、と。
還暦までに、月光第3楽章を弾けるようになるのが、今の夢です。
いつか、こんな動画をアップできるようになりたいです。
<2012-10-3>
車のオイル交換をしてもらっている間、置いてあった雑誌を読んでいたら、「瞑想」について書かれていました。
「瞑想」とは、「何も考えない」ことらしい。
意識的に「何も考えない」というのは、厳密に言えばとても難しいのだけれど、あまり細かいことは気にせずに、そこは「なるべく」でいいのではないかと思います。
「何も考えない状態」というのは、「頭の中で言葉を使っていない状態」なのかな?
もしそうなら、ゆったり腰掛けて、目をつぶっている間に、五感から入ってくる情報を、解釈せず、ただ感じていれば、それは瞑想なのかもしれません。
頭の先から足の先まで、至るところから皮膚感覚は伝わってきますし、いくら静かでも、何かしらの音は聞こえています。
目をつぶっていても、真っ暗ではないので、まぶたを通して伝わってくる明るさや、勝手にまぶたの裏に映し出される模様は見えています。
匂いや味だって、感じられるかもしれない。
ひとつひとつを感じていたら、何かを考えている暇はなくなってしまうし、これはそのまま、トランス誘導だなぁと思いました。
1分間、目を閉じていただけなのに、目を開いたときに、どこか遠くから戻ってきたような、不思議な感じがします。
その雑誌では、瞑想から得られるメリットがしつこいくらい宣伝されていましたが、そういった「何かを求める」姿勢は、なんだか瞑想に反した行為のように思いました。
「暇だから目をつぶってみようか」、程度でちょうどいいのかもしれません。
<2012-10-2>
夜、網戸にした窓の外から聞こえる虫の鳴き声を聞いていると、少し気が早いですが、「今年も終わっちゃうんだなぁ」って思います。
寒くなくて、暑くなくて、静かで、とりあえずこの瞬間は平和で、言うことないのだけれど、何だか寂しく感じるのは、秋をしっかり味わっている証拠なのかもしれません。
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<2012-9-30>
先日、アメトーークで放送された「どうした!?品川」を観て思ったのですが、メンタリストのDaiGoは、今、完全に「調子ノリ期」ですね。
苫米地英人は安定の「ギラギラ期」。
石井裕之は、最近「どうした期」な気がします。
私ですか?
3日周期くらいで、「調子ノリ期」と「どうした期」を行ったり来たりしています。(^^;;
<2012-9-29>
先日、新宿に行ったときに、「人の心を操る技術」が書店に並んでいるか、書店めぐりをしてきました。
見本が手元に届いたときより、アマゾンで販売が開始されたときより、やはり、書店に売られているのを見てはじめて、「あぁ、本当に出版されたんだなぁ」という感情に浸れます。
新宿の大きな書店を一通りまわりましたが、紀伊国屋書店は、新宿本店、新宿南店、ともに平積みにしてありました。(写真は新宿本店です)
ブックファーストは、新宿店では面陳、新宿ルミネ店では棚に差してありました。
残念ながら、小田急デパートの中にある三省堂には在庫がありませんでした。
帰りに「もしかして?」と思い、つつじヶ丘駅前の書原という書店を探したところ、なんと、平積みにされているではないですか!
「完全熟睡マニュアル」のときには、書原には置いていなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
しばらく、売れているかどうか、毎日チェックしてしまいそうです。(^^;;
本日、出版元の彩図社さんから、「人の心を操る技術」の増刷が決定したとの連絡がありました。
こんなにはやく増刷が決まるとは思ってもみなかったし、予想していたよりも遥かに多い冊数を刷っていただけることになり、今日はとても幸せな気持ちになれました。
まだお持ちでない皆様も、大きな書店にお立ち寄りの際には、是非、手にとって、中をご覧ください。
自分で言うのもなんですが、この本、すごく良い本です!
<2012-9-27>
「にっちもさっちも」っていう言葉、最近の若い人たちは全然使いませんね。
擬態語っぽくもあり、情景が目に浮かぶので、私はこの言葉が大好きなのですが、どことなく、日本語っぽくないなぁと思っていました。
「もしかして、『niche も such も』から来ているのか?」と、さっきお風呂の中で思いました。
惜しいけど、意味が全然違います。
<2012-9-24>
ときどき、セッションにいらした方に、「どうしてそんなことまで判っちゃうんですか!」と驚かれることがあります。
大抵の場合、私としては、何か言い当てるつもりで言ったわけではなく、感じたままをお伝えしただけなので、そんな風に驚かれると、逆に私の方が驚いてしまいます。
私はマインドリーディングのテクニックを使って、相手の心を読んだわけでもありませんし、コールドリーディングのテクニックを使って、相手に「当たった」と思い込ませたわけでもありません。
私がしたことは、もっとずっと単純です。
殴られた人を見たら、「痛かっただろうな」と誰でも思いますよね。
そして痛がっている人を見たら、状況と照らし合わせて、「殴られたのかも?」と想像することができます。
私がクライアントさんの気持ちや、クライアントさんの周りの人たちの行動を言い当てることができたのも、それと同じです。
実際に私が、同じような経験をしたことがあれば、自分の経験と照らし合わせて、どう感じたのか、もしくは周りの人たちがどういった行動をとっていたのか、イメージできます。私はただ、それをお伝えしただけなのです。
ですから、こういったことは、「たまたま私が同じ経験をしたことがあったから」に過ぎません。
……と自分では理解しているのですが、最近、特にそんな風に言われることが増えた気がする。
もしかしたら、知らないうちに、占いの能力でも身についたのかな?
そんなわけ、ないか。(^^;;
<2012-9-23>
「ルパン三世
カリオストロの城」の名言といえば、銭形警部の言った「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」が有名ですが、私が一番好きなのは、ルパンがクラリスに言った、「今はこれが精一杯」です。
「今はこれが精一杯」って、とても素敵な言葉だと思います。
見事な分離法で、とても前向きな言葉です。
<2012-9-22>
ずっと忙しさを理由に先延ばしにしていたことを、少しずつ、こなしています。
水槽の水の循環が悪かったのを、掃除してなおしました。
自転車の空気が抜けていたのを、虫ゴムを交換して、空気を入れなおしました。
些細なことですが、「やらなくちゃ」と思っていたものがひとつずつ終わっていくのは、気持ちの良いものです。
何だか今日は、色々なことを考えた一日でした。
私は心のどこかで、何も求めずに生きていくことが出来たら、それが一番幸せだと思っていましたが、結局は、「何も求めずに生きていく」ことを求めているのですね。
著書で偉そうに色々なことを書きましたが、自分だって全くできていないではないかと、反省しきりの一日でした。
<2012-9-20>
「催眠術でテレビは安く買えるのか〜9つの実戦的ステップ」という記事が、ライフハッカーに掲載されました。
こちらは、「人の心を操る技術」に出てくる「<ケーススタディ>テレビを安く買う方法」の引用です。
サンプルだけでなく、もう少し、どんな本なのか中を読んでみたい方は、こちらも参考にしてみてください。
今日から、ようやく
Amazon
でも普通に買えるようになりました。
お近くの書店で見つけられない方は、ぜひご利用ください。
今週の土曜日(22日)には、産経新聞の朝刊に広告が掲載される予定です。
経験上、新聞に広告が掲載されると、あっという間に在庫がなくなってしまいますので、
Amazon
でのご購入を検討されていらっしゃる方は、どうぞお早めに。
本ホームページ経由でご購入いただければ、すぐに「ご購入者特典」を入手できます!
(すでに書店でご購入済みの方は、こちらからご応募ください)
<2012-9-19>
毎日、本の話題ですみません。
「人の心を操る技術」ですが、Amazon
では未だに在庫がないようです。(予約してくださった皆様、今しばらくお待ちください)
今回、いろいろなネットショップを調べていて、初めて知ったのですが、
e-hon で注文すると、お近くの書店でお支払い・お受け取りができるようです。(送料・手数料は無料です)
「お受け取り書店一覧」に、お近くの書店がある方で、ネットショッピングに抵抗がある方は、利用されてみてはいかがでしょうか?
こちらで注文したあと、受け取りの書店を選ぶだけですので、カード番号などを入力する必要はありません。
同様のサービスとして、7
net shopping
では、全国のセブンイレブンで受け取りができるのですが、支払い後の配送のため、商品を受け取るときの支払いができません。(事前にコンビニ決済することはできますが、それでは二度手間ですね)
また、楽天ブックス
では、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップでの支払い・受け取りができますが、こちらは支払いの歳に、手数料として260円がかかります。
もちろん、どの書店でも在庫がなければ注文することはできますが、その場合、入荷までに時間がかかる場合がありますし、電話で注文をしたり、注文のために書店に出向いたりと手間がかかります。
e-hon
の、「ネットで注文、お店で支払い・受け取り」というのは、とても便利なサービスなのではないかと思います。
ちなみに、e-hon
にはすでに在庫があります。
<2012-9-18>
本日の「毎日新聞」朝刊に、「人の心を操る技術」の広告が掲載されました。
とても大きな広告で、びっくりしました。
彩図社さん、ありがとうございます!
もしかしたら、このタイトルを読んだ方の中に、「そんなことができるなら、その技術でこの本をベストセラーにしてみせろ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、今回、そのような「仕掛け」を本書の中でしています。
書店で手にとって中をご覧いただければ、「買いたい」気持ちになるよう、いくつかの誘導をしており、本書の中で、私が使った手法の解説もしています。
手にとって中を読んでみることが必要ですので、平積み期間だけしかその誘導は有効ではありませんが、うまくその「仕掛け」が働いて、少しでも長い期間、平積みにしてもらえればと思っています。
<2012-9-16>
昨日より、「人の心を操る技術」が店頭で販売されているようです。
例えば、ジュンク堂のこちらのページを開き、「お店の在庫を見る」の隣にある「すべて」をクリックすると、お近くのジュンク堂に入荷されているかどうかがチェックできます。
紀伊国屋のHPには、まだ登録されていませんでした。
出版社さんの話によると、18日くらいには概ね行き渡るとのことですので、大きな本屋さんに行かれることがあれば、手にとってご覧ください!
また、18日の毎日新聞、22日の産経新聞に広告が掲載される予定だそうです。
<2012-9-11>
「人の心を操る技術」の見本が届きました。
こうやって本になったものを手にすると、パソコンに向かっていたときには感じられなかった「重み」や「厚み」を感じられて、「結構書いたなぁ」と実感します。
「これ、すごく売れちゃうんじゃないかな」と、今は夢を見ています。(^^)
サンプルの中にも、ひとつだけ「人の心を操るテクニック」が紹介されていますので、サンプルだけでも読んでみてください。
<2012-9-10>
「人の心を操る技術」を出版することになった経緯を書いておこうと思います。
前著の「完全熟睡マニュアル」発売後、「次はコミュニケーションの本を書きたい」と漠然と思っていました。
伝統的な催眠(目を閉じてトランスに入るような催眠)について、私がどのように理解しているか、原理から方法までを「完全熟睡マニュアル」でまとめました。
しかし、現代催眠(会話的なアプローチで暗示を刷り込むような催眠)については触れていませんでしたので、今度は現代催眠を使って、コミュニケーションを有利にする方法をまとめようと思ったのです。
執筆を開始したのは2010年の夏で、ドラフトを書き終わったのが2011年3月10日。地震の前日です。
ドラフトが終わった段階で、かなりのボリュームがあり、このままだと1冊では出せないし、内容的にすべての章がリンクしているので、2冊にはしたくないという悩みが生まれました。
その後、推敲をしながら、不要な部分をそぎ落とし、泣く泣く章をまるごと削ったりもして、どうにか1冊に入る量にまとめました。
推敲が終わったのが2011年の秋頃です。
今回の作品は、前回の作品と同様、出版社から依頼を受けて執筆したわけではなく、出版のあてもなく、ただ書き始めたものです。
ですから、推敲が終わったあと、今度は出版してくれる出版社を探す必要がありました。
「完全熟睡マニュアル」のときは、数社に断られたものの、「自己催眠CDつき」という企画が良かったのか、こう書房さんに拾っていただき、出版まで漕ぎつけました。
しかし、今回はなかなか出版が決まらず、ようやく彩図社さんから声をかけていただいたのが2012年4月です。
この段階では、「人の心を操る」というよりも、「人間関係が楽になる」といった内容だったのですが、「人の心を操る」ことをテーマに修正して欲しいとの依頼を受けました。
また、やはり「長い」ということで、ボリュームをさらに削る必要も生じました。
6月くらいから再び推敲作業がはじまり、9月3日にようやく入稿しました。
2年近く向き合ってきた原稿ですので、すでに「何が正解なのか」が判らなくなっており、新鮮味もなく、推敲作業は、ときに拷問のような辛ささえありました。(^^;;
「記憶術」についての章があり、自分ではお気に入りだったのですが、テーマからそれるので削除することになったのをはじめ、他の箇所でもテーマに沿わない部分を削除しなければならないのは、なんとも「もったいない」感じもしました。(記憶術に関しては、今後、なんらかの形で世に出したいと思っています。ご興味のある出版社の方、いらっしゃいますか?笑)
今は入稿も終わり、一息ついた感じです。
前著のときは、2009年8月頃に執筆を開始し、9月に完成、11月には出版が決定し、2010年2月に出版でしたから、半年で形になったことになります。今思い返せばトントン拍子でした。
すぐに次の作品のことを考えはじめたところをみると、余力もあったのでしょう。
今回は、原稿の分量が2倍以上あり、2年間もの時間をかけたので、今は正直、ワードの画面も見たくない気持ちです。(^^;;
この2年間、意識的にも無意識的にも、多くのものを「出版が終わってから向き合おう」と後回しにしてきました。
ずっと夏休みの宿題を抱えたままのような気持ちで、何をしていても、原稿のことが頭から離れませんでした。
大げさな言い方をすれば、人生の2年分をすべてこの原稿に注ぎ、その結果、人生が2年間ストップしていた感じがします。
もっと大げさな言い方をすれば、遺書を書くような、そんな気持ちで原稿に向かっていました。
軽い気持ちで書き始めたつもりだったのですが、いつの間にか、自分の中で、すごく大きなものになっていました。
先ほども書きましたが、最終チェックをするころには、読みすぎたせいで、「何が正解なのか」が判らず、この本は解りやすいのか、役に立つのか、そして面白いのか、第三者の視点で評価することが難しくなっていました。
しかし、もし「思いを込める」ことに力があるとすれば、私の中にあったたくさんの思いが込められていることは事実ですから、きっと読者の方にも、その気持ちが伝わるのではないかと思っています。
「人を操る」というテーマの本は、たくさん出版されています。
今年だけでも、私が認識している範囲で、「思い通りに人をあやつる101の心理テクニック」、「人の心を自由に操る技術」、「心を上手に操作する方法」と、3冊も出版されています。
どれもかなり売れている本ですので、すでにお読みになったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
そして、もしかしたら、せっかく読んだのに「何の役にも立たなかった」方がいらっしゃるかもしれません。
「人の心を操る技術」は、催眠療法で使われているテクニックをベースにしていますので、上記3冊とはかなり趣が異なります。
他の本では、何も得られなかった方にも、是非読んでいただきたいと思っています。必ず、得られるものがあることをお約束します。
また、NLPに幻想を抱いて、せっかく資格をとったのに、NLPを「セミナーで教える」ためにしか使っていない、NLPerの人たちにも、是非読んでいただきたいと思っています。
NLPの虚構の部分を理解できるだけでなく、「NLPはこうすれば実際に使えるのだ」というコツをつかんでいただけるはずです。
「人の心を操る技術」というタイトルは、狙ったようなタイトルですので、これだけをみて、引いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
本当は、「コミュニケーションの教科書」、「完全心理誘導マニュアル」、「心の取扱説明書」などといったタイトルにしたかったのですが、出版社の意向でこちらのタイトルに決まりました。
しかし内容は、「どうやったら相手を動かせるのか」だけでなく、「コミュニケーションとは何か」を丁寧に解説したものです。
いたって真面目な本ですし、実践的な本です。「こんな方法があったのか」、「こんな方法で自分は振りまわされていたのか」と驚かれることでしょう。
こちらで「サンプルPDF」を公開していますので、まずはサンプルをお読みいただければ幸いです。
<2012-9-7>
ようやく入稿も終わり、あとは出版を待つだけになりましたので、改めてご報告いたします。
このたび、彩図社さんより、「人の心を操る技術 ―
マインドリーディングと話し方で交渉もコミュニケーションも上手くいく」という本を出版することになりました。
9/15くらいから、順次、書店にならびはじめるようです。
amazon
ではすでに予約がはじまっていますので、ご予約いただけば、発売日にお手元に届くはずです。
また、amazonでご予約(ご購入)いただいた皆様に、「ご購入者特典」といたしまして、ささやかですが、もれなくプレゼントを差しあげます。
本の詳細についてはこちら、ご購入者特典についてはこちらをご覧ください。
今日のところは、ご報告まで。
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