ひとりごと
2003年 9〜12月

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<2003-12-31>
 家族を迎えに羽田空港へ行って来ました。
 到着ロビーで飛行機から降りてきた人たちを見ていると、良く判らないけれど自分がひどくちっぽけな人間な気がします。

<2003-12-30>
 朝、駅までの道が閑散としていました。
 電車もすいていて、乗客同士が何だかとてもよそよそしく感じられました。
 お互いがお互いのことを、「この人はどんな人生を歩んでいるのだろう?」と思いあっているような、そんな空気でした。 

<2003-12-29>
 M-1グランプリ、とっても面白かったです。
 スピードワゴンを応援していたのですが、残念ながら決勝には残れませんでした。
 去年は彼らが一番面白かったと思うので、審査に不満がありましたが、今年は他が良すぎたので順当だと思いました。
 しかしここ数年、お笑いバブル(ついでにグラビアアイドルバブル)ですねー。

<2003-12-28>
 年末って大好きです。
 特にクリスマスが終わったあとから大晦日までがたまりません。
 昨日まであんなに西洋していた商店街も、何だか突然白々しく、みんながちょっとあわただしく、ついつい別れを惜しんで長話をしている人たちの塊がいたるところにできていたりするのを見ると、何だかワクワクしてしまいます。

<2003-12-27>
 TBSで25日の深夜にやっていた、「クリスマスの約束」という小田和正のライブを観ました。
 小田和正が色々なアーティストのヒット曲をカバーして歌いまくる番組なのですが、去年までとは違って今年はゲストも登場。
 久しぶりに音楽を聴いて感動してしまいました。
 それにしても、観客のほとんどが若い女の子っていうの、どうなんでしょう?
 これって恐らく、全部招待客だと思うのだけれど、誰もが着飾っていて、品が良く、そしてとても行儀良くライブを楽しんでいました。そしてそして、そんな観客達がクドイくらい、アップでうつるんです。
 両手を組んで前かがみで観ている人、ゲストの登場に口を押さえて喜ぶ人、お上品に手拍子をする人、感動のあまり、つるーっと涙を流す人……。
 そういう画を録りたくて若い女の子ばかり招待したのだろうけど、「若くて綺麗な女の子しか音楽聴いちゃいけないのか!」と思ってしまったくらい、ちょっといやらしい演出でした。
 女の子達が恍惚とした表情で小田さんを一心に見つめている姿は、ほとんど宗教です。
 ……と色んなことを書きつつも、「SOMEDAY」には鳥肌が立ってしまいました。

<2003-12-26>
 テレビでやっていた、「突入せよ! ”あさま山荘”事件」を観ました。
 冒頭で「この映画はフィクションです」とあったので、どこまでが史実に基づいているのか良く判りませんが、日本人の特徴を良く表しているなぁと思いました。
 警視庁と長野県警のどちらの制服を着せるかで口論したり、階級が違うからと命令できなかったり、「電線を切った」と言っていたのに切れてなかったり。
 このグダグダな感じは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」に出てくる日本の軍隊そのもの。
 そりゃ戦争にも負けるよ、と思いました。(日露戦争は勝ったけど)
 でも、僕は決してそういった日本人がダメだと思っているわけではなく、だからこそ、今の日本があるのだと思っています。好意的な意味で。

<2003-12-25>
 「ウルティマ超音波」という電動歯ブラシを買いました。
 電動歯ブラシを使うのがこれが初めてなのですが、磨き終わると歯の表面がつるつるでとっても気持ちがいいです。
 電動ドライバーを買ったときも目からウロコでしたが、電動歯ブラシも「どうして今までこれに気がつかなかったんだろう?」というくらい快適。
 まだ一日ですが、よく今まで手で磨いてたよなぁって思ってしまいました。

<2003-12-24>
 今日から、ZERO-ONE 後楽園大会3連戦です。
 僕はサムライにて観戦予定。
 いよいよ、年末年始の興行ラッシュに突入です。

<2003-12-23>
 ようやく親知らずを抜いた痕から血が止まりました。
 歯医者さんには、「せっかく出来たカサブタが取れてしまうから、うがいはなるべくしないように」と言われていましたが、やはり口の中が気持ち悪くてうがいをしてしまい、なかなか血が止まりませんでした。
 痛みも、抜いた場所よりも、付近の歯が浮いた感じで違和感を感じていましたが、やっとそれも感じなくなりました。
 親知らずの旅も、あとは抜糸を残すのみです。

<2003-12-21>
 親知らずを抜きました。
 親知らずを抜いて顔が変形するほど腫れたとか、しばらく痛くて何も食べられなかったとか、抜くのに1時間もかかった、などの武勇伝(?)をいろいろな人から散々聞かされていたので、かなり気合を入れて歯医者に向かいました。
 しかし、麻酔をかけたあと口の中に器具を入れ、コキッという感じであっけなく抜けました。
 もう拍子抜けするほどあっという間の出来事でした。
 抜歯後も痛むわけでも、腫れるわけでもなく、ホッと胸を撫で下ろしています。

<2003-12-20>
 先日テレビを観ていたら、2080年に世界が滅亡する、という説を唱えている人が出ていました。
 彼の話によると、このまま文明が進むと、2080年には大気中の二酸化炭素の濃度が4%を超えるそうです。
 そうなると、人類はみんな窒息して死んでしまうらしい。
 おそらく2080年には、僕はもう生きていないので窒息死は免れますが、地味な問題だけに回避は難しいかもしれませんね。
 話はちょっとだけ変わりますが、現在、東京都心部の酸素濃度は17〜18%だそうです。(ほんとかな?) 一方、アマゾンのジャングルの酸素濃度は24%。人間が生きるには、最低18%程度の酸素濃度が必要だと言われているので、こちらの観点からも、窒息する日は近いのかも?
 まぁ、ゆっくりと二酸化炭素濃度が増えたり、酸素濃度が減っていくのであれば、人間の体が適応していくのかもしれませんが。

<2003-12-17>
 イチゴの開花とまらず。
 先日、イチゴを剪定したときに、花やつぼみは全て取り除いたのですが、気がつくとまた花がたくさん咲いていました。
 日のあたる場所の株には花はなく、この季節、一日中、日があたらない場所に植えている株に花がついています。
 いつもならとっくに枯れているラズベリーも、未だに花を咲かせてはせっせと実をつけています。
 今年の冬は、今のところ結構寒いように思うのだけれど、そうでもないのかなぁ。
 夏が寒かったから、彼らの体内時計もおかしなことになっているのかもしれません。

<2003-12-16>
 「私にはその価値があるから」っていうコマーシャルがありますが、実際にそんな風に思っている女性って、案外多いように思う。
 「ごめんなさい、きれいで」と全身で言いながら歩いている女性を見ると、思わず道をあけてしまいます。
 童謡「森の熊さん」に出てくる女の子も、「あら熊さん、ありがとう。お礼に歌いましょう」と、自意識過剰な発言をしていますね。
 そういった意味では男性はみんな、本当のところ自分に自信がないんじゃないかな。
 いや、全部僕の偏見なんですけど……。

<2003-12-15>
 関根勤のやる小倉優子のモノマネ、最高です。

<2003-12-14>
 ホムンクルスの催眠術特番を観ました。
 ふたを開ければ、ただのマーチンセントジェームスのショーで、ちょっとがっかり。
 催眠を科学的に検証してくれると思っていたんだけどなぁ。
 やたらとテロップで、「テレビを見て催眠にかかることは絶対にありません」なんて出ていたけれど、これは大嘘です。入りの良い人なら、あれだけでも手が固まったりする可能性は十分にあります。むしろこのテロップが、「あなたは催眠に入らない」という暗示になっているんですね。
 番組は「マーチン恐るべし!」というスタンスで製作されていましたが、これは誤解を生む表現だなぁと思いました。
 確かに彼はうまいとは思いますが、彼がすごいのではなくて、出演者の被催眠性がすごいのです。
 いくらマーチンでも、催眠に入らないと決めている人を入れることは不可能だし、入りの良い人がいれば、誰だって同じことをすることはできます。
 彼はすべての出演者に暗示をかけたわけではなく、初めの手固めによって、かかりの良い人と悪い人を振り分け、良い人を段階的に集めていました。
 あれだけの人数、しかもテレビに映りたい芸能人がいるのですから、被催眠性の高い人を探すのは簡単でしょう。
 この番組をみて、あまりにもマーチンが残酷なので、ちょっと引いてしまいました。
 やるせなすの石井ちゃんに、タマネギを「おいしいリンゴだ」と言って食べさせていました。そこまではいいのですが、マーチンはよりにもよって、タマネギをがぶっと齧った直後に暗示を解きました。当然石井ちゃんはむせていました。本人にしてみれば、リンゴを食べていたのにいきなりそれがタマネギに変わったのですから、苦しくて当然です。
 また、男の人に対し、「妊娠して出産する」という暗示をしていました。みんな苦しい顔をして出産を始めましたが、これ、当然すごく痛かったはずです。出産に対して、苦しいイメージがあればあるほど、その苦しみは大きかったことでしょう。
 ワサビがアイスクリームになる暗示をして、まだワサビが口の中にあるのに暗示をといていましたが、あれだって相当口の中が辛かったはず。
 サソリに対する恐怖を取り除いたあと、素に戻したのも然り。
 マーチンは、あれだけ催眠に接しながらも、催眠暗示にかかっている人の気持ちがちっとも解っていないのです。それがどれだけ辛く、嫌なことなのか。
 10年前は、ただただ「不思議だなぁ」と思いながら彼のショーを観ていました。しかし催眠を勉強するようになり、多くの人を誘導するようになってからは、催眠中の経験は、脳が直接作り出すイメージだからこそ、現実よりも現実的な場合があることを知りました。
 音楽が鳴ると指揮者になるとか、猪木の真似をしてしまうとか、それくらいならいいのかもしれませんが、出産やワサビは笑えなかったし、苛立ちさえ感じました。
 みなさんはどのようにお感じになりましたか? 疑問、質問等ございましたら、何なりとメールくださいね。

<2003-12-13>
 本日19時より、TBSテレビにて「超探険!ホムンクルス”世界最強の催眠術”徹底解明!!奇跡の脳力大発見スペシャル! 」が放映されます。
 お笑い以外で催眠が取り上げられるのは久しぶりなので、とっても楽しみです。

<2003-12-12>
 ランプの精かなんかが出てきて、願い事を3つ叶えてくれないかなって、ときどき真剣に思います。

<2003-12-11>
 日曜洋画劇場でやっていた「エリン・ブロコビッチ」を観ました。
 僕は男だからかもしれないけれど、あまり面白くなかったし、彼女の勝手さに、ちょっとイライラしてしまいました。
 映画の前に矢野顕子が「格好いい映画」と言っていましたが、こういうの、格好いいのかなぁ。
 エリンではなく、周りの怒られている人たちばかりに感情移入してしまったせいで、2時間、怒られっぱなしな気分でした。

<2003-12-10>
 「Denny's」は、「デニーズ」って呼びますよね。
 じゃあ何で「Jonathan's」は、「ジョナサンズ」ではなく、「ジョナサン」なのでしょうか。

<2003-12-9>
 ホットカーペットを買ったら、どうしても床に座りたくなって、ダイニングテーブルを片付け、押入れで眠っていたコタツを引っ張り出してきました。
 コタツに入るのは3年ぶりですが、やっぱりコタツ最高です。
 コタツでみかんを食べていると、なんだか「急がなくていいんだなぁ」という気持ちになります。

<2003-12-8>
 僕が子供の頃って、12月8日には必ず戦争関連の番組をやっていたように思います。
 もちろん8月も同じで、原爆記念日とか終戦記念日は、何となくしんみり過ごしていました。
 でも最近は、そういった記念日に戦争特番をやらなくなりましたね。
 戦争特番には、必ず当時の関係者のインタビューとかあって、旧日本軍の人たちがたくさん出ていましたが、もうそのような人たちもほとんど死んでしまったのでしょう。
 僕が生まれた昭和47年には、27歳以上は一応戦争経験者だったわけだし、学徒出陣を考えれば45歳以上の人には元軍人が結構いたわけです。
 今では58歳以上が戦争経験者で、76歳以上にしか元軍人はいないということになります。
 近い将来、「最後の旧日本軍兵士」が死ぬ日が来るのかと思うと、とても不思議な気がします。
 うちの母方のおじいちゃんはニューギニアでアメリカ兵と戦い、うちの父方のおじいちゃんは日露戦争でロシア兵と戦いました。
 12月8日にはどうしても戦争のことを考えてしまいます。

<2003-12-7>
 英語の名前には愛称がありますよね。
 マイケルがマイクだったり、ウイリアムがビルだったり、ロバートがボブだったり。
 で、マーガレットの愛称は、マギーなわけです。
 つまり、マギー四郎は、マーガレット四郎なんですね。

<2003-12-6>
 寒くなってきたので、でかけるときにはコートを着ています。
 朝はそれで電車に乗っても暑くはないのですが、帰りに同じ格好で電車に乗ると、汗ばむほど暑いこともしばしば。
 コートを着ていることを差し引いて考えても、よほど秋の方が涼しかったように思う。
 うーん、謎です。

<2003-12-5>
 今、辞書をひいてびっくり。
 peanuts は落花生という意味だけでなく、「わずかな金額」という意味もあるのですね。
 だから昨日の Drive my car の歌詞は、「ピーナッツのために働く」ではなくて、本当は「コツコツ働く」という意味みたいです。
 でもでも、やはりこの歌に出てくる女の子には、「ピーナッツのために働くのはもちろんいいことだけれど、そんなことより運転手にならない?」って言って欲しいです。
 その方が詩としては面白いと思うんだけれどなぁ。
 僕はずーっと、この歌を聴くたびに、ピーナッツ畑で汗水たらしている青年が、ムービースターを夢見る女の子と将来について語り合っている風景を思い描いていました。

<2003-12-4>
 「ビートルズ全詩集」を学生の頃に買いました。
 ビートルズの全ての曲の詩と、その日本語訳が載っています。
 僕はビートルズが好きですが、英語がそれほど得意ではないので、この詩集を読み始めると、こんなこと歌っていたんだなぁ、と時間がたつのも忘れて読んでしまいます。
 どのページからも、彼らの歌声が聴こえてくるようです。
 そしてひと時、心が彷徨いはじめます。

  I told the girl that my prospects were good
  And she said, "Baby, it's understood
  Working for peanuts is all very fine
  But I can show you a better time"

 ピーナッツのために働くのはもちろんいいことだけれど……。
 もうこういうの、大好きです。

<2003-12-3>
 プランタに植えたイチゴの手入れをしました。
 マルチングの上に落ちた落ち葉を片付け、元気がなかったり虫にひどく食べられてしまった葉を剪定しました。
 手入れをしていて気がついたのですが、以前ここでお伝えした花のついた株、なんと実になっていました。去年この時期に咲いた花は、結局実にはならなかったので、ちょっとびっくり。
 雨に濡れたのか少し黒くなっていたので、かわいそうだけれど切り取りました。
 驚いたのは、その株以外にも結構多くの株に花が咲いていたこと。
 大きな花もあり、何故今年はこの時期に花が咲き乱れる(というほどではないけれど)のか、謎です。
 花に養分を取られると、来年の春までに株が疲れてしまうといけないので、心を鬼にして花もつぼみも全て切り取りました。

<2003-12-2>
 セロのマジックをテレビで観ました。
 魔術とか奇跡とかテレビ欄にありましたが、やっぱり手品ですねー。(当たり前だけど)
 プロレスが格闘技のふりをしてはいけないのと同じで、手品は超常現象のふりをしてはいけないと思います。

<2003-12-1>
 あっという間に今年も12月。
 一年で一番好きな月です。
 何だか1ヶ月間、ずーっと土曜日みたいな、そんな気がします。
 特にクリスマスが終わってから大晦日までは、いろんなことを考えて、いろんなものを食べて、いろんなところへ出かけます。
 あまりにも年末の空気が好きなので、正月も3日あたりになるとちょっと憂鬱……。

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<2003-11-30>
 そろそろ世間が、「優香は違うんじゃないか」と気づく頃じゃないかと、ふと思いました。

<2003-11-29>
 「年金がもらえないなんて、誰から聞いた?」という、江角マキコのCMで、彼女は「ちゃんともらえる」と気持ちがいいくらい言い切っていますが、こういうのは、嘘だなぁって思う。
 おそらく僕らの世代以下は、支払った金額より受け取る金額の方が少ないことでしょう。「少ないかもしれないけれどもらえる」というのなら解るけれど、これからの年金制度がどうなるかもわからない現時点で、「もらえます」って啓蒙するのはいかがなものかと。
 こんなCMをうつお金があるなら、その分、支払いにまわせばいいのに。

<2003-11-28>
 電車の車掌さんのしゃべり方って、独特ですよね。
 なんか鼻でしゃべっていような感じがします。(中川家がよく真似していますね)
 僕は以前から、何であんな変なしゃべり方をするんだろうと不思議で仕方がありませんでした。
 ああいうしゃべり方をする訓練があるのか、はたまた、鉄道会社に就職する鉄道マニアたちは、頼まれてもいないのにああいったしゃべり方を勝手にしているのか……。
 先日電車に乗っていると、アナウンスの声が珍しく女性の声でした。
 あの変なしゃべり方をしているわけではなく、ごく普通に次の駅をアナウンスしていました。
 悪い声じゃなかったし、ボリュームが小さいわけでもありません。
 ……が、全然何を言っているのか解らないんです。
 電車が走る音にかき消されて、モゴモゴとしか聞こえません。
 その瞬間、僕の長年の疑問があっさりと解決しました。
 あの変なしゃべり方は、もちろん意味があってのことだったのです。
 当然、訓練もすることでしょう。
 すべては騒音の多い電車の中で、お客さんが正確にアナウンスを聞き取るためだったのです。
 別に鉄道関係の人に確認したわけではありませんが、今はそう確信しています。
 「何でわざわざあんな聞きにくいしゃべり方するのかなぁ」と思っていたけれど、あれこそ、聞きやすいしゃべり方だったんですね。

<2003-11-26>
 X−ファイルのファイナルシーズンが、いよいよFOX TVにて12月より放映されます。
 スカパーに入ってから、コツコツファーストシーズンよりビデオに録っていたのですが、観るほうが追いつかず、現在シックスシーズンを観ているところです。
 観始めるとついつい何話も観てしまうので、11月に入ってからは X−ファイル マラソンという感じ。
 それにしても、モルダーとスカリーのコンビは最高ですね。

<2003-11-25>
 バレーボールを見ていると、2セット先にとったのに、その後の3セットを連続で落として負けてしまうことがよくあります。
 疲れなのか、精神的なものなのか、日本人ってこのパターンで負けることが多いような気がする。
 根本的に、トレーニングの重点の置き方が間違っているんじゃないでしょうか。
 バレーボールって、概念のスポーツですよね。
 野球やサッカーに比べて、新しい概念が生まれやすい。フェイント、A〜Dクイック、ツーアタック、スパイクサーブ、時間差攻撃、ブロード攻撃、バックアタック……。
 どれも誰かが編み出し、それが広がったもの。
 こんなに新しい概念が次々に生まれる球技って、バレーボール以外にありません。
 ワールドカップで優勝したいのならば、戦術研究家を雇って、毎回新しい必殺技を考えればいいのに。
 次の大会ではその技が広まっているのかもしれませんが、少なくともその大会だけは勝てそうな気がする。
 バレーボールって、ルール自体もコロコロ変わります。(ちょっと他のスポーツでは考えられません)
 サーブ権という概念だけは、なくして欲しくなかったな。

<2003-11-24>
 最近の我が家の野良猫、クルリちゃんは、朝と夜の食事時だけ帰ってきてあっという間に餌をたいらげ、すぐに散歩に行ってしまいます。夜遅くになると帰ってきて、僕の作った小屋で寝ているようですが、定かではありません。
 うちで餌を食べるようになり、そばによっても逃げないようになり、小屋で寝るようにもなりました。
 ここまでがあまりにも順調だったので、このまま近いうちに、撫でられるようになるのかなぁと思っていましたが、その後関係はピタッととまってしまいました。
 このままだと、1年たっても撫でられないような気がする。
 うーん。。。
 猫を飼ってもいないのに、餌代ばかりがかさむ、今日この頃です。

<2003-11-23>
 「戦後のどさくさ」って言葉、大好きです。

<2003-11-21>
 「逆に言うと……」という言葉が最近良く使われているように思います。
 その多くは、全然逆なことなんて言っていないと思うのだけれど、「逆に」という言葉をつけるだけで、「私は多角的に物事を見ています」みたいな空気をかもし出せるので便利なのかもしれません。
 そもそも「逆」とは何なのか。
 逆を語るのに避けて通れないのが「裏」と「対偶」。
 例えば、日本人は箸を使う、という命題が常に真だと仮定します。
 すると、箸を使うのは日本人、というのが「逆」。
 日本人でなければ箸を使わない、というのが「裏」。
 箸を使わなければ日本人ではない、というのが「対偶」です。
 ご覧の通り、命題に対して常に成り立つのは「対偶」のみで、「逆」と「裏」は常に真なわけではありません。
 意外に、逆は常に成り立つという前提で話をしている人って多いんですよね。

<2003-11-20>
 「○○が××するには、□□が絶対条件」というような言葉を時々聞きますが、「絶対条件」という言葉の使い方は間違いです。
 それを言うなら、「必要条件」が妥当でしょう。
 「絶対条件」という言葉を聞くたび、「この人は、必要条件、十分条件、必要十分条件の勉強をちゃんとしなかったんだな」、なんて思ってしまいます。
 例えば、日本人は箸を使う、という命題が常に真だと仮定します。
 すると、日本人であるということは、箸を使うことの十分条件ですが、必要条件ではありません。
 また、箸を使うことは、日本人であるための必要条件ですが、十分条件ではありません。
 日本人であるということは、箸を使うことの部分集合なんですね。
 こういう文章を書いていると、何だか自分の存在を確認しているみたいな気になります。
 明日もしつこく、数学ネタの予定です。

<2003-11-19>
 僕の思い込みかもしれませんが、一般的に女性ミュージシャンの曲って、多くは男性が聴くことを(も?)意識して作られていると思うんです。
 女性が共感できるような歌詞であっても、その先にいる男性リスナーをしっかり見据えている。
 例えば聖子ちゃんの「赤いスイートピー」(古くてすみません)で、「何故 知り合った日から 半年過ぎても あなたって 手も握らない」という歌詞がありますが、これ聴いて女の子はこの切ない思いに共感するのかもしれないし、同時に男の子は、僕らの聖子ちゃんをこんな気持ちにさせているやつに激しくジェラシーを感じているのだと思うのです。
 でも時々、女性の共感のみで、男性リスナーが置いてけぼりをくいそうな歌詞にぶつかることがあります。
 レベッカ(うー、こっちも古くてすみません)の「プライベートヒロイン」の中に出てくる、「彼女の髪はブルネット ふ〜ん、確かに綺麗だけど それがどーしたって 言うのよ」とか、川本真琴「桜」の中に出てくる、「だって泣いちゃうと やっぱブスな顔見られちゃうからさ」とか、こういう気持ちって、本当の意味で男の子には理解できないんじゃないかな。
 僕は何故か、こういった歌詞を聴くと、本物を感じてしまいます。
 関係ないけど、「置いてけぼり」って、変な言葉。

<2003-11-18>
 先日、みかんの素晴らしさについてここで書きましたが、学生の頃、ある女の子にこれと同じ話をしたことがあります。
 みかんがいかに優れた果物かを力説したあと、僕は彼女にこう訊きました。
 みかんより優れた果物ってないと思わない?、と。
 すると彼女は一呼吸置いたあと、平然とこう言いました。
 「干し柿、かな……」

<2003-11-17>
 僕は普段、ほとんど清涼飲料水を飲みません。
 でも年に1,2度、無性にコーラを飲みたくなる時があります。
 大抵の場合、一口飲むともう満たされてしまうんですけどね。

<2003-11-16>
 生まれて初めて、ホットカーペットというものを買いました。
 足があったかいだけで、なんだか体全体があったまりますね。
 この勢いで、電気毛布にも手を出してしまいそうです。

<2003-11-15>
 みかん以上に完成度の高い果物ってないと思うのだけれど、いかがでしょうか。
 持ち運びに便利だし、日持ちするし、冷やさなくてもおいしいし、手で皮がむけるし、安いし、だらだら食べ続けても飽きないし、手も汚れないし、皮はお風呂に入れられるし、冷凍にしてもOKだし、おまけにガンの予防にもなります。
 もう一度言います。
 みかん以上に完成度の高い果物ってあるのかな?
 いやいや、こっちの方が優れているよ、という情報があれば、お待ちしています。
 ちなみに、みかんにはかないませんが、バナナも結構いいせんいってます。

<2003-11-13>
 ラジオを聞いていたら、ロシアのベルホヤンスクという町の話をしていました。
 ベルホヤンスクは、冬に気温がマイナス67度を記録したことのある、人の住んでいる町では世界で一番寒い所。
 学校は、マイナス50度を超えると小学校3年生以下は休校になりますが、4年生以上は普通に授業をするそうです。
 そして何よりも驚いたのが、この町では30代後半になると、もう年金がもらえるそうです。何故なら、この町では47歳まで生きることはとても珍しいことだからです。
 これだけ文明が発達しても、40歳ちょっとで、みんなバタバタと死んでいく町があるなんて、信じられませんね。
 江戸時代の平均寿命が○○歳だというような話を聞いてもあまり実感がわきませんが、この話はなんだかとても考えさせられました。
 もし僕がこの町に生まれていたら、あと10年足らずで死んでいくわけです。あと10年の命だったら、生き方も今とはずいぶん違うんだろうな。
 恐らく、健やかに過ごせば、僕は後、40年くらいは生きられることでしょう。
 でもよく考えると、10年も40年も、あまり大きな違いはないのかもしれませんね。 

<2003-11-12>
 バレーボールを観ていていつも思うのですが、平気でサーブを失敗する選手、いますよね。
 サーブも入らないのならバレーなんてやめてしまえって思うんだけれど……。
 野球のワイルドピッチとは訳が違うと思うんです。(ワイルドピッチも「何やってんだよ」って思いますが、バッテリーの事情も解らないではありません)
 サーブで崩すこと考えなくていいから、まず入れようよ、と。

<2003-11-10>
 今回のPRIDEは、前回よりも面白かったです。
 ただ、最後の試合のジャッジは正直、意味不明でした。
 ジャクソンが攻めているのに何でブレイク?
 その後、流れが変わってしまったので、あのブレイクは非常に残念です。
 しかも、下になって何も出来ない選手にイエローカードというのも納得できません。
 イエローの代わりに立たせてあげているのかもしれないけれど、判定にならない限り、イエローなんて関係ないわけだし、攻めている方がかわいそうです。
 それにしても、今年の大晦日は異常ですね。
 日テレで猪木祭り、TBSでK-1、フジテレビでPRIDEをやるそうです。
 格闘技ファンにしてみれば嬉しいのですが、これはちょっとやりすぎ。
 恐らくテレ朝は超常現象バトルだから、全部観るにはビデオ3台必要ですね。

<2003-11-9>
 テレビ東京のZERO-ONE中継を観ました。
 デンプシーが欠場したのは残念でしたが、代わりに登場した「X」の正体は大森。
 久々にZERO-ONEの面白さを感じました。
 全日本プロレスと絡み始めてから、また、冬木軍と絡み始めてからのZERO-ONEは、どんどんつまらなくなっていました。また、僕は個人的に、大谷も田中も(当然保坂も)好きではないので、彼らが大きい顔をしているのもなんかつまらない。
 今回は昔のZERO-ONEが帰ってきたような、そんな気がしました。

<2003-11-8>
 いよいよ明日、PRIDE GP 決勝戦 です。
 今回も勝敗予想をしてみます。
▽第1試合 ゲーリー・グッドリッジ 対 ダン・ボビッシュ
 ボビッシュをよく知らないので、グッドリッジの勝ちとしておきます。
 僕は何気に、門番のファンです。いつも負けちゃうけれど、アームレスリング王者なのに格闘技に出てくるところが好き。
▽第2試合 PRIDEグランプリ2003ミドル級トーナメント準決勝戦
       クイントン"ランペイジ"ジャクソン 対 チャック・リデル
 ランペイジでしょう。前回、彼の底が見えてしまった気もしますが、潜在能力は高そうです。
 ただ、長期戦になったらリデルかもしれません。
▽第3試合 PRIDEグランプリ2003ミドル級トーナメント準決勝戦
       吉田秀彦 対 ヴァンダレイ・シウバ
 これはシウバですね。吉田はここいらで、プロの洗礼を受けて欲しいです。
 柔道着使って絞めるのをやめるまで、僕はこの人、応援しないと思います。
▽第4試合 PRIDEグランプリ2003ミドル級トーナメント・リザーブマッチ(1回10分・2回5分)
       ダン・ヘンダーソン 対 ムリーロ・ブスタマンチ
 ダン・ヘンダーソンが勝つと思います。
 ダンヘンって、アメリカのアニメ「King of the hill」の、ブルームハウアーに似てません?
▽第5試合 ヒース・ヒーリング 対 山本宜久
 間違いなく、畑野浩子絶賛のヒーリングですね。
 山本はあの腹を何とかしないとねー。格闘家なんだから。
▽第6試合 桜庭和志 対 ケビン・ランデルマン
 桜庭はもう無理だと思います。よって、ランデルマンかな。
 何だか今思えば、桜庭って強いのかどうか微妙ですね。
 グレイシーを破ったときは熱狂しましたが、グレイシー自体がそんなに強くないことが証明されちゃったし、ランペイジとの試合も、勝たせてもらったようなものだし。
▽第7試合 PRIDEヘビー級暫定王者決定戦
       ミルコ・クロコップ 対 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
 これは難しいですね。
 ミルコが瞬殺するような気もしますが、ノゲイラの柔術テクニックも半端ではないので、うまく組み合えばノゲイラにも十分勝機はあると思います。
 ミルコはヒョードルとやって負けて欲しいと思っていましたので、ここで負けられちゃうとつまらないのですが、なんか空気を読めずにノゲイラが勝ってしまいそうな気がします。
 ということで、あえてノゲイラ勝利としておきます。
▽第8試合 PRIDEグランプリ2003ミドル級トーナメント決勝戦
       第2試合勝者 対 第3試合勝者
 僕の予想では、シウバ 対 ランペイジ になるのですが、これはランペイジでしょう。
 ……というか、ランペイジに勝って欲しいです。
 シウバって、最近は日本人とばかりやらされているので、本当に強いかどうか、よく分からないんですよね。
 今回も全部あたるかな。

<2003-11-7>
 何気なく、棚にあった「新世紀エヴァンゲリオン」のビデオを観始めたらやめられなくなって、数日で全部観てしまいました。
 数年ぶり、ということになりますが、面白かった反面、なんか当時と受け止め方が違う自分に多少の違和感を感じました。
 以前は「すげー」「おもしれー」「ばかでー」みたいな気軽な感じで観ていましたが、今回はあの精神世界の描写がちょっと怖かったです。全部狙いなのだろうけれど、映画の最後のセリフのように、「気持ち悪い」というか、そんなの観たくない、というか……。
 それにしても、「シト」という言葉、懐かしくもあり、新鮮でもありました。
 新約聖書の中に「使徒の働き」という読み物があるのですが、エヴァを観た後だと、どうしてもシトを連想してしまって、サキエルの暴れ具合とかが書いてあるんじゃないかって気が、一瞬してしまいます。
 ずっと忘れていたエヴァ用語が、ビデオを観ていくつも思い出されました。
 ソレノイドグラフとか、ATフィールドとか、パルス逆流、精神汚染、人類補完計画、マギシステム……。
 そうそう、「酷似している」という言葉、僕の記憶する限り、赤木リツコ博士のセリフがきっかけで口語で使われるようになったように思う。
 それ以前は「酷似している」なんて単語をニュースで聞いたことはありませんでした。
 それがエヴァ以来、頻繁に使われるようになった気がします。
 こういうのって、裏流行語大賞だと思うんですよね。
 今までもその言葉はあったけれど、誰かが使うようになってから急速に一般人が使うようになった言葉。
 ダウンタウンの松ちゃんが昔、「流行語大賞には選ばれなくても、流行語なんていっぱい作ってきた」と言っていました。彼曰く、「ブルー」という言葉は彼が使い始めてから皆が使い始めた、とのこと。
 これは僕も当たっていると思います。松ちゃんが「ものすごいブルーはいった」みたいなことをしきりに言い始めてから、「ブルー」という言葉が口語として市民権を得た気がします。
 それまでは「気分がブルー」なんて、恥ずかしくて誰も使っていなかったし、少なくとも僕は耳にすることなんてありませんでした。

<2003-11-6>
 クルリちゃんは結局ただの散歩だったようです。
 今日は雨が降っていたので、気がつくと定位置に座っていました。
 ……と思ったら、餌をあげたあと、もうどこかへ行ってしまいました。
 野良猫なんだから、フラフラと散歩に出かけて当然ですよね。
 でもこの猫、やはり鳴きません。
 餌をあげる前、口を広げて鳴いているそぶりを見せるのですが、声になりません。
 もしかしたら以前は誰かに飼われていて、ペット禁止のマンションか何かで、声帯をとられてしまったのかな。
 そしてさらに、飼いきれずに捨てられちゃったのでしょうか。

<2003-11-5>
 昨日まで、連日我が家に滞在していたクルリちゃんですが、今日はフラフラと散歩に出かけ、そのまま帰ってきませんでした。
 こっちが心配になるくらい、頑なに窓の外に座り続けていたのですが、こうやっていなくなって見ると、やはりちょっと寂しいです。
 帰ってきてくれるのかな。
 それとも、どこかの飼い猫が、散歩の途中に数日遊んでくれただけなのでしょうか。

<2003-11-4>
 うちの叔父さんは、映画のことを未だに「活動」と言います。
 一緒に飛行機に乗ったとき、「機内食が終わったら活動が始まるから」と言われ、その語感に、「あ、新しい……」と感動してしまいました。
 出逢って間もない女の子に、「今度一緒に活動写真を観にいきませんか?」ってデートに誘ったら、気持ち悪がられるかな。
 昔から、涼しい顔して「活動」という言葉を使う機会を淡々と狙っているのだけれど、なかなかそういう機会は巡ってきません。

<2003-11-3>
 忍者ハットリくんの口癖、「にんともかんとも」って、なんか好きです。

<2003-11-2>
 毎日同じ話題で恐縮ですが、今日はクルリちゃんを部屋の中に入れることに成功しました。
 魚肉ソーセージを細かく切って、それを窓のところから3センチ間隔くらいで置き、あとはずっと黙ってみていました。
 はじめは警戒して、手前のを食べてすぐに外に出てしまいましたが、数回繰り返すうちに部屋の中まで入るようになりました。
 「慣れていくのね……。自分でもわかる」 by セイラ・マス

<2003-11-1>
 クルリちゃんは今日も一日窓の前でじっとしていました。
 餌をあげると食べ、あとは毛繕いをしたり昼寝をしたり……。
 僕は猫を飼ったことがないのですが、猫ってもっと、散歩をしたり遊んだりするものではないのかなぁ。
 それからこの猫、まだ一度も鳴いたことがないんです。
 窓越しに、鳴いているみたいに口を開けているのは見えるのですが、声は聞こえません。
 なんか、訳ありの猫という感じがします。

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<2003-10-31>
 ついに、野良猫の姿をカメラに収めることができました。
 今朝、気がつくと窓の前にいたので、餌をあげました。一瞬うしろに下がりましたが、ゆっくりと戻ってきて餌を食べ、お皿の餌がなくなったところでまたあげました。それを数回繰り返したのですが、警戒はしているものの、遠くまでは逃げませんでした。
 よっぽど今まで餌に恵まれていなかったのか、家に帰ってきたときも窓の前にいたので餌をあげました。その後、今に至るまでずーっと窓の前で寝ています。
 人間を見ると、驚いて逃げるのだけれど、少し歩いたところでくるりとこちらに振り返るので、「クルリ」と名づけました。

<2003-10-30>
 昨日の「トリビアの泉」を観てびっくりしたのですが、ベルリンの壁が崩壊したのって、政府報道官の勘違いが原因だったのですね。
 東ドイツにて、西ドイツに誰でも旅行へ行くことの出来る法律が作られたとき、施行は混乱を避けるため、警備などの準備期間を経て行われるはずが、ある政府報道官が「直ちに施行」と勘違い。テレビで発表してしまったため、民衆がどっと押し寄せて壁を壊してしまった、ということらしいです。
 もし予定通り、警備が整ってからこの法律が施行されていたら、もしかしたら東西ドイツは未だに統合されていなかったのかもしれない、とのこと。
 僕はもちろん、こんな事実は全く知らなかったので、「へぇ」というより、「え?」という感じでした。
 でも当時の西ドイツは、勝手に旅行が出来る法律を作られたり、勝手に壁を壊されたりして大丈夫だったのかな。

<2003-10-29>
 野良猫は今日も気がつかないうちに餌をたいらげていました。
 ほぼ毎日やって来るようにはなりましたが、さて、ここからが難しいです。
 餌を置いておくと、気がつかないうちに食べてしまうので、なかなか見る事が出来ません。
 また、偶然食べているところに出会えても、人の顔をみるとすぐに逃げてしまいます。
 あの猫を撫でる日は、まだまだ遠そうです。

<2003-10-28>
 ダイエーが優勝しましたね。
 ……ということで、「ガキの使い」の罰ゲームは、浜ちゃんに決定ですね。

<2003-10-27>
 ときどきアニメの主題歌を思い出すと、理由もなく胸がいっぱいになってしまうのですが、今日思い出した歌……。

 熊のドラムにあわせながら
 シルク・ハットのアヒルが踊るの
 みんな笑顔ではちきれそう
 だって今日はおばさんのバースデイ!

<2003-10-26>
 まだ10月ですけれど、あまりにも寒いのでファンヒーターを出しました。
 毎年ファンヒーターをはじめてつけるとき、石油の燃えるにおいがして、「冬が来たなぁ〜」としみじみ思います。
 中断された夢の続きをみるみたいな、そんな気持ちになります。

<2003-10-25>
 うちの近くに野良猫が歩いていたので、お皿にシーチキンを入れて置いておいたところ、きれいになくなっていました。
 お散歩のとき、いつもうちに寄ってくれるようになったらと、期待しています。
 撫でられるくらい慣れるまで、どれくらいかかるのかなぁ。

<2003-10-24>
 
先日ここに書いたイチゴですが、花が咲きました。
 去年はひとつしか咲きませんでしたが、今年は下にたくさんつぼみがあり、まだまだ咲きそうです。
 こんな季節に咲いても実にならないのに……。
 もし実がついたら、クリスマスケーキの上に載せようと思っています。(^^)

<2003-10-23>
 僕の中には無条件に尊敬している職業というのがふたつあります。
 お米を作っている人と、道を作っている人です。
 仕事帰りに道路工事をしている人たちを見て、「道を作るのって、えらく象徴的な行為だな」と思いました。
 その人たちは道路を補修していただけですが、野山を切り開いて新しい道を作る人たちは、汗水流しながら、高村光太郎の詩なんかをつぶやいたりするのだろうかと思うと、何だか馬鹿みたいに感動してしまいました。
 カツッ …… 僕の後ろに …… カツッ 道ができる …… カツッ ……

<2003-10-22>
 爪を切りながらふと思ったのですが、爪きりのない時代の人たちは、どうやって爪を切っていたのでしょうか?
 石で研いでいたのかな?

<2003-10-21>
 昨日の話しの続きになりますが、そういえば春にしか咲かないクレマチスも、今年は秋にも花がいくつか咲いています。こんなことは、苗を植えてから初めてです。
 買い物へ行ったら、街路に植わっているツツジも、今頃いくつか花をつけていました。
 もしかして、地震の前兆?

<2003-10-20>
 去年も12月に、季節外れのイチゴの花が咲きましたが、今年もひとつの苗につぼみがついているのを発見しました。
 今年は夏から天候がおかしかったので、おそらく狂い咲きなのでしょうが、つぼみのついた苗、じつは去年とほとんど同じ場所の苗なんです。
 日当たりが絶妙なのか、風の関係なのか、偶然なのか、とにかく不思議です。
 去年は結局実になりませんでしたが、もしこのつぼみに花が咲き、実がついたら、ご報告しますね。

<2003-10-19>
 人間にも冬眠があればいいのに。

<2003-10-18>
 僕は魚肉ソーセージが好きで、時々食べるのですが、あれって何であんなにビニールが剥きにくいのでしょうか?
 一応、赤い「ここから剥いてください」みたいなのがついている時もありますが、ちょっと引っ張ると切れてしまい、うまく剥けたことがないし、大抵はそれさえついていなくて、鉄の輪を歯で挟んでぐるぐる回してみたり、ビニールのつなぎ目を爪でゴリゴリなぞってみたりしますがうまくいかず、いつも最後はハサミやナイフに頼ってしまいます。
 魚肉ソーセージは、お弁当やおやつに手軽でいいんだけれど、せっかく遠足に持って行ってもビニールを剥けなくて困っている小学生って、結構いるんだろうな。

<2003-10-17>
 最近、アリコの保険のコマーシャルをやたらみますが、何だかこういう直接的なコマーシャルってつまらないですよね。
 小林製薬のコマーシャルやネーミングは、直接的すぎて笑ってしまいますが。

<2003-10-14>
 Windowsにおまけについているゲームは、どれもとても面白いです。
 数ヶ月前からずっとはまっているのは、「スパイダ ソリティア」というゲーム。
 それまでは「フリーセル」ばかりやっていましたが、さらに面白いです。

<2003-10-12>
 昨日のK-1、ボタもサップも同じような反則負けでした。
 選手がルールを解っていないのは非常に残念です。
 サップはK-1には向いていないのかもしれません。
 弱点を知られすぎて、ちょっと今は誰にも勝てないような気さえします。
 体重も落としたみたいだけれど、それも裏目に出ている。
 ホーストを倒したときのような勢いが感じられませんでした。
 PRIDEなら……、とも思ったけれど、今のサップでは、PRIDEでも無理でしょう。
 このままタレントになってしまった方が、彼のためにも、ファンのためにもよいのかもしれません。

<2003-10-11>
 新発売の、トルコ風アイス「モカチョコ&バニラ」を食べてみました。
 のび〜る感じは健在で、若干甘すぎますが、おいしかったです。
 これ、「ラクトアイス」ではなく、「アイスクリーム」だったらもっとおいしいんだろうな。

<2003-10-10>
 岡村孝子、離婚しちゃったんですね。
 それにしても、「待てないわ離婚」て……。

<2003-10-9>
 2週間ほど前に、ニラ、万能ネギ、春菊の種を買ってきて大量にばら撒きました。
 まず始めに春菊が芽を出し、次に万能ネギ、そして最後にニラがようやく芽を出しました。
 これから寒くなるので、収穫はかなり先だと思いますが、今から楽しみです。
 それにしても、万能ネギの「万能」の意味が全く解りません。(^^;;

<2003-10-7>
 「100年後の超偉人たち(秘)ランキングSP」という番組を観ました。
 その中で、UFOを作った男、というのが登場しました。
 実際にアルミで出来た、プロペラもエンジンもついていない三角形の物体を、電気を流すだけで浮上させていましたが、本人曰く、「どうして浮くのか、自分でもよく判らないんだ」とのこと。
 その浮かんでいる姿は、UFOそのものでした。
 詳しい情報を求めてネットを検索していたら、こんなページこんなページを見つけました。
 やっぱりまだ原理は判っていないんですね。
 でも、これだけいろいろな人が研究していて、原理が判っていないって、どういうこと? 構造自体は単純だから、物理学の教授なら判りそうなものですが……。
 原理さえ判れば、改良の余地もたくさんあると思うし、音もなく静かに空を飛べる日が本当に来るのではないかと、ちょっとドキドキしてしまいました。 

<2003-10-6>
 PRIDE武士道を観ました。
 ミルコ、強すぎです。
 はじめはルールに守れているからだと思っていたけれど、PRIDEルールでここまで結果を出されると、ヒョードルも危ないかもしれません。ドスJr. はやってくれるんじゃないかと期待していたのですが、次元が違う感じ。
 今日のグレイシー対抗戦は、4試合が判定に決着で、消化不良でした。試合数を少なくしてでも、3ラウンドまでやって欲しかったです。
 三島☆ド根性ノ助の試合が一番面白かった。
 次は是非、横井を出して欲しい。
 坂田も出て欲しいけれど、小池栄子が実況席にいる限り、難しいかな。

<2003-10-3>
 催眠誘導の際に使用する青い光のライトを作ろうと思い、東急ハンズへ行きました。
 電球のソケットを見ていたら、「国民3号」という、デザイン性の全くない、非常に実用的な(どこにでもあるような)ソケットを売っていました。
 昔、中学の技術の時間に、このソケットを使って電気スタンドを作った記憶がよみがえりました。
 でも「国民3号」って名前がついていたとは知りませんでした。
 おそらくこのソケットは、戦前から全くデザインも変わらず、作り続けられているものなのでしょう。
 えらく牧歌的なネーミングに、少しだけ優しい気持ちになってしまいました。

<2003-10-2>
 水曜スペシャル、藤岡弘、の探検隊シリーズ第3弾「南米ギアナ高地切り裂かれた大地の闇に謎の地底人クルピラは実在した!!」を観ました。
 3回目にして、すでにネタ切れなのか、今回は用意されたハプニングも少なめ。
 相変わらず、ゴムボートの底が抜けたり、川に落ちたり、インディオの罠にはまったり、ナップザックを矢で射抜かれたりしていましたが、その直前の妙な空気感は、プロレスで相手がトップロープに登っているのを気がつかないふりをしているときの、妙な緊張感に似ていました。
 藤森夕子のゲテモノを食べるシーンも、アリの唐辛子漬けと、今回はゲテモノ感も低め。驚きなのは彼女がアリを食べたことではなく、アリを食べるのは3回目だと明るく告白していたことです。
 何故に3度もアリを??
 彼女は道中、噛まれると24時間も苦しむことになるというアリを発見したときにも、「これは食べられるの?」と執拗にアリに興味を示していました。その姿からは、CCガールズ時代の面影は完全に消えていました。
 今回はゲテモノに加え、サービスショットなのか、途中で意味なく上半身水着姿にさせられたり、半日もダイヤモンド探しをさせられたり……、ここまでこの仕事に情熱を傾けられる藤森夕子、偉すぎます。
 話はクルピラ探しに戻りますが、クルピラは予想通り、全身を緑色に塗ってカツラをかぶり、お面をした「クルピラ役」の人を遠くから映しただけでした。
 オチのショボさは相変わらず。ジュンマの時よりははっきりと映っていたものの、それ故にショボさも倍増という感じで、あんなにはっきり映してしまったら、ファンタジーも台無しです。
 探検隊シリーズの魅力は、結局は何も見つからなかったのに見つかったと言い張る曖昧さなのですが、今回は後に引けないほどはっきりとクルピラが登場しており、新しい境地を開拓しようとしているのか、投げやりなのか、どちらにしてもやってはいけない演出に手を出してしまった感じがしました。
 しかも、結構早い段階でクルピラが出てきたため、「もしやこの先、もっとアップで観られるのでは……」と観る者に期待させつつ、30分近く放浪し、結局は「最後の穴が小さすぎて中に入れない」というオチ。
 視聴者に「諦めてください」と言わんばかりの「撤退も悪いことではない」という、探検隊にあるまじき発言には唖然とさせられました。
 でも、クルピラが後ろ向きに走っているCGはかなり良かったです。
 回を重ねるごとに、手抜きになっている感は否めませんが、それでも笑いっぱなしの3時間であることに変わりはありません。
 次回が今から楽しみです。 

<2003-10-1>
 何か踏ん切りがつかないときに心に浮かぶセリフがあります。
 「いま使わずに、いつ使うのだ!」
 これは、映画「風の谷のナウシカ」に出て来る、トルメキア軍クシャナ殿下の言葉です。
 王蟲の大群が風の谷に襲い掛かろうとしているとき、クシャナはやっとの思いで手に入れ、現在養育中(?)の巨神兵を実戦投入するため、戦場を離れようとします。
 「殿下、まさかあれを……。まだ早すぎます」
 部下のクロトワはそう言ってクシャナを諌めます。
 しかしクシャナは聞こうとしません。そこで言ったのがこのセリフ。
 「いま使わずに、いつ使うのだ!」
 結局、クシャナに引き連れられた巨神兵は、数度閃光を放って王蟲を蹴散らしますが、やがてドロドロにとけて死んでしまいます。
 そう、まだ早すぎたのです。
 でもクシャナの決断は真っ当だと思う。
 いくら苦労を重ねて手に入れた巨神兵だとしても、このまま王蟲が風の谷を襲ったら、どちらにしても巨神兵はやられてしまいます。クシャナの言う通り、今使わなかったら使うときなどもうないのです。
 何かのために苦労して準備をすると、その行為自体が目的を帯びていき、その「何か」よりも、準備した物の方に愛着がわいて人の判断を狂わせることがあります。
 旧日本海軍の戦艦大和。あんな立派な船を作っておきながら、結局は戦果らしいものを上げることも出来ずに最後は海上特攻して沈んでしまいました。クシャナのような司令官がいて、使うところで大和を使っていれば、戦況も少しは変わっていたかもしれません。(決して勝てなかったとしても、です)
 せこい話になりますが、僕もしょっちゅうそんな気持ちになります。
 例えば軍手。
 土いじりをするためにホームセンターで軍手の束を買い、それが引き出しに入っているのですが、いざ作業をする段になると、真っ白な軍手を使うのが忍びなく、素手で作業を始めようか一寸悩んでしまいます。すると心の中で声が聞こえます。
 「いま使わずに、いつ使うのだ!」
 例えばチェキのフィルム。
 インスタントカメラ「チェキ」がうちにはあるのですが、チェキのフィルムって、結構高いんですよね。
 せっかくチェキを持って出かけても、シャッターを押そうとするたびに、これを写真に撮る価値はあるのか、とか、あとでもっと撮りたい物が出てきて後悔するのではないか、などと真剣に考えてしまいます。すると心の中で声が聞こえます。
 「いま使わずに、いつ使うのだ!」
 人生を楽しめるかどうかって、このタイミングを知っているかどうかなのかもしれないなぁと思います。

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<2003-9-30>
 いよいよ10月ですね。
 今年は夏が寒くて、9月が暑かったので、例年以上に「もう10月?」という感じがします。
 僕は晩秋から年末にかけてが、一年で一番好きな季節です。
 大江千里の「バンドをつくろう」という歌に、「今年はどんなところで、クリスマスをするの?」という歌詞があるのですが、あと1ヶ月もすれば、だんだんとそんな雰囲気になっていくのでしょう。
 大江千里と言えば、昔FMで番組をしていたことがありました。
 初めてその番組のことを友達から教えてもらって聴いたとき、いきなり流れてきたのが「真冬のランドリエ」という、どちらかというとマイナーな曲でした。
 それまでこの曲がいいと思ったことなんてなかったのですが、ラジオだと「今たくさんの人がこれ聴いているんだなぁ」という気持ちになって、とても感動したのを覚えています。 

<2003-9-29>
 10月1日(水)午後7時より、「藤岡弘、の探検隊シリーズ第3弾」が放送されます。
 前々回の「今夜復活!! 伝説の探検隊が帰って来た アマゾン奥地1500キロ! テラプレータの密林に謎の猿人ジュンマは実在した!」、前回の「ベトナム奥地ラオス国境密林地帯に呪われた竜の使い人食いヅォンドゥーは実在した!」も強烈でしたが、今回も、タイトルの「南米ギアナ高地切り裂かれた大地の闇に謎の地底人クルピラは実在した!!」からして、いかがわしさ全開です。地底人って? クルピラって?
 前回のヅォンドゥーのときは大きなニシキヘビをヅォンドゥーと言い切ってお茶を濁していましたが、おそらく今回も、原住民(というか原住民役)をチラッと登場させて、「クルピラは実在した!」と言い切る展開になることでしょう。
 「さとうきび畑の唄」を観て、とてもブルーな気分ですが、今週は藤岡弘、に救われそうです。
 ちなみに藤岡弘、は、「藤岡弘」から改名して「藤岡弘、」にしたそうです。(僕の句読点の打ち方がおかしいわけではありません)
 もしや「モーニング娘。」の影響か?、と思われた方もいらっしゃると思いますが、モーニング娘。よりも遥か昔に改名していたそうです。
 藤森夕子はまた無関係にゲテモノを食べさせられるのかな。

<2003-9-28>
 山のように出来てしまったイチゴの苗を、プランターに植えました。
 10個のプランターに3つずつ植えたのですが、まだまだ苗は残っていて、どうしようか悩んでいます。
 畑でも借りようかな。

<2003-9-27>
 「私がオバさんになっても、泳ぎに連れてくの?」と歌っていた森高千里も、もうすぐおばさんと呼ばれてもおかしくない年齢ですね。
 僕は以前、結局すべての女性の行き着くべき先は森高なのではないかと思っていたほど森高が好きでした。
 彼女が一番面白かったのは、ビールや旅行のコマーシャルに多用される前の、フリフリな衣装をきて、訳のわからない踊りを踊っていたときだったのではないかと思います。
 非実力派宣言のポスターをレンタルビデオ屋で見て、衝撃を受けたのがついこの間のように思い出されます。

<2003-9-26>
 童謡「どんぐり ころころ」で、調子よく一緒に遊んでいたくせに、突然、「やっぱりお山が恋しい」と泣いてドジョウを困らせるドングリのワガママぶりはどうなんでしょうか。
 ドングリを「坊ちゃん」などと呼び、親切にも遊んであげているドジョウの人生には何があったのかも気になりますし、「ドンブリコ」という意味不明な造語も、マジンガーZの主題歌に出てくる「マジンゴー」に匹敵するほど「?」です。

<2003-9-25>
 「ピンポン」をテレビで観ました。
 漫画で読んでいたのですが、とても忠実に映画化されていて感心しました。
 ただ、スマイル役の人が格好良すぎたかな。
 キャプテン大田がいい演技していました。
 アクマもドラゴンもチャイナもはまり役。
 ペコだけが、窪塚色に染まってしまってちと残念!
 あ、ちなみに僕、中学のとき卓球部でした。
 スマイルと同じ、カットマンでした。

<2003-9-24>
 先日の HEY!HEY!HEY! を観て思ったのですが、加護ちゃん、やばいですよね。
 一時期、「辻ちゃんがだんだんやばくなってきた」と思っていたのですが、今は加護ちゃんのほうがやばい。
 子供から大人になる過程で顔やスタイルは変わっていくものですが、あの二人はどんどん行っちゃいけない方向へ行っているような気がする。
 それに比べると、後藤真希はデビュー当時とあんまりかわりませんね。

<2003-9-23>
 小林製薬のコマーシャルに我慢が出来ず、「アイボン トローリ目薬」を買いました。
 噂どおりのトローリとしたさし心地。
 ロートZi や サンテFX の刺激に毒された僕の目にとって、この目薬はひとつのアンチテーゼ。
 慣れない潤いが、「もう寝ちゃいなよ」と耳元で囁きます。
 この感覚、はじめてトルコアイスを食べたときの感覚にそっくりです。

<2003-9-22>
 テレビ朝日でやっていた、地震の特番を観ました。
 近いうちに必ず来る、というスタンスの番組作りだったので、観ていて正直怖い部分もありましたが、それより何より、独自に地震を予知する方法を発見し、警鐘をならし続けている串田氏に興味津々でした。
 番組の後、インターネットで彼の活動を調べてみたのですが、どちらかと言えばマッドサイエンティスト風に世間からは受け止められているらしく、国から援助があるわけでもなく、テレビや新聞は興味本位に報道しているだけで、定期的に地震予報が取り上げられているわけではないようです。
 僕は個人的に、こういう人、大好きです。怒られるかもしれないけれど、なんか「たま出版」の韮澤編集長と同じ匂いがします。
 こちらのホームページに最新の地震予測が載っていますので、興味のある方は読んでみてください。

<2003-9-21>
 「基本的には」という言葉をよく耳にしますが、本当に基本的だったためしがありません。
 どうして人々はなんでもかんでも「基本的」にしたがるのだろう。
 そうでもないことをそんな風に言いたいから?
 意味にふくみを持たせたいから?
 「基本的には」って言われると、そうじゃない部分がとっても気になります。
 「私、基本的には男の子は顔で選ばない」なーんて女の子が言っているのを聞くと、じゃあどんなときに顔で選ぶんだよって思う。
 やっぱり「基本的には」って言うのなら、90% くらいの確率でそうであって欲しいですね。
 50% の確率だったら基本的とは言えないし、100% だったらわざわざ「基本的」などと言わずに断言してしまえばいいわけです。
 「AとBは同じ」、というのと、「AとBは基本的には同じ」、というのでは、受ける印象がだいぶ違います。
 僕は「基本的には」という言葉は、基本的にはあまり使いません。(^^;;

<2003-9-20>
 順調に行けば、今年の12月より地上波デジタル放送が一部地域で始まります。
 そしてこれも順調に行けば、2011年に現在のテレビ放送はすべて終了し(アナログ停波)、テレビと言えばデジタル放送になります。
 つまり、現在使われているほとんどのテレビ、ビデオ、パソコンについているテレビチューナーボードなどは、すべて2011年以降はテレビ番組を受信できなくなってしまうのです。
 もちろん、今まで録ったビデオやレンタルビデオを観るためならそのまま使えますし、デジタルチューナーを買えば使用を続けることは可能です。(デジタル放送の綺麗な映像は楽しめませんが)
 でもやっぱり、本当に2011年にアナログ波が停まってしまうと、多くのテレビはゴミになってしまうんじゃないかな。
 2011年って結構あっという間ですよね。
 うちのテレビはかれこれ15年近く使っていますが、まだ現役ばりばりで、とても綺麗に映っています。
 ……ということは、今年テレビを買ったみなさんが、8年後に今年買ったテレビを使い続けている可能性は非常に高いわけです。
 ゴミ問題も深刻だけれど、各家庭に立っているVHFの八木アンテナを全部UHFの八木アンテナに交換する作業も大変そう。
 年金生活をしている老人なんかは、高価なデジタルテレビを買えないで、2011年を境にテレビを観られなくなるのかもしれない。
 そんな大変化があと数年で本当に起こるのか、にわかに信じられませんが、インターネットやADSLの普及を考えると、ない話ではないのかもしれません。

<2003-9-19>
 自分の中でとっくの昔に通り過ぎてしまった人がいます。
 例えば小学校のときのクラスメートや中学のときに好きだった女の子、学生時代のサークルの仲間、初めて勤めた会社の同僚や上司たち……。
 そんな人たちがこの地球上のどこかで息をしながら、今この瞬間も何かをしているのだと思うと、ものすごく不思議な気がします。
 何を考え、何を楽しみ、何に悩んでいるんだろう?
 もう一生会うことなんてないだろうし、例え偶然に会えたとしても、ありきたりの挨拶を交わして、バツの悪い気持ちで再び通り過ぎていく。
 でもその人たちだけじゃないのかもしれない。
 今、自分の周りにいる人たちだって、もしかしたら10年後には、同じように手の届かないところへ行ってしまうのかもしれません。だんだんとフェードアウトしていく。電話で話さなくなって、年賀状だけのつきあいになり、やがてその年賀状から「ひとこと」がなくなり、年賀状自体が来なくなる……。
 そんなことを考えていたら、生きていくのって本当にひとりぼっちなんだなぁって思いました。
 どんなに充実した人生を送ろうとも、誰もがたったひとりで生まれ、たったひとりで死んでいくんですよね。

<2003-9-18>
 小説「ノルウェイの森」に、永沢さんという東大生が出てきます。
 彼の行動規範は「紳士であること」。
 「自分がやりたいことをやるのではなく、やるべきことをやるのが紳士だ」と彼は言います。
 高校生の頃の僕は、こういうのがもう病的に好きで、また影響されやすくもあり、しばらくの間、真剣にそのような生き方をしようとつとめていました。
 「風の歌を聴け」で、主人公がクールに生きようと、「心に思うことの半分しか口に出すまいと決心した。(中略)そしてある日、僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した」なんてくだりを読むと、実際に思うことの半分しか口に出すのをやめてクラスメートから気味悪がられたりもしました。
 何で突然、村上春樹の小説を思い出したかと言うと、秋だからです。
 夏の終りから晩秋にかけて、何だか無性に村上春樹が読みたくなり、本棚から引っ張り出します。
 僕は子供の頃、多くの日曜日を、ただぼんやり窓の外を眺めて過ごしました。何も考えずに雲の流れを見ていると、大きなものに守られているような、そんな気持ちになりました。
 彼の初期の作品を読むと、そんな日曜日のひとりの時間がよみがえり、懐かしさと切なさで、心がとても静かになっていきます。

 誰もがめいっぱいのトラブルを抱えこんでいるようだった。トラブルは雨のように空から降ってきたし、僕たちは夢中になってそれらを拾い集めてポケットに詰めこんだりもしていた。何故そんなことをしたのか今でもわからない。何か別のものと間違えていたのだろう。     「1973年のピンボール」より

<2003-9-17>
 コンビニなどで缶コーヒー等を買うとき、つい「種類別」というところを見てしまいます。
 缶コーヒーはたくさんありますが、よく見ると「種類別」が「コーヒー」だったり「コーヒー飲料」だったり「コーヒー入り清涼飲料」だったり「乳飲料」だったりします。
 これは使用している 100g 中のコーヒー豆の量によって表示が違うのです。
 つまり、5g 以上が「コーヒー」、2.5g 以上 は「コーヒー飲料」、1g は「コーヒー入り清涼飲料」となります。
 ちなみに、「乳飲料」とは、乳固形分 3% 以上のもののことで、この表示になるとコーヒー豆の量は関係なくなるらしい。つまり、1g 未満でも「乳飲料」は「乳飲料」です。
 僕はコーヒーの味の違いにこだわるほどコーヒー好きではありませんが、なんとなくこの事実を知ってからは、「コーヒー」表示のものを選んでしまいます。
 だって、コーヒーを買っているのですから。
 同様に、アイスクリームも「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」という風に種類別されており、こちらは乳固形分の割合で表示が違います。
 「アイスクリーム」は 15% 以上、「アイスミルク」は 10% 以上、「ラクトアイス」は 3% 以上です。
 やはりこちらも、せっかくなので「アイスクリーム」と表示されたものを選んでしまいます。
 こういうのも、ちょっとした暗示ですよね。
 味はそれほど違わなくても、なんか「ラクトアイス」だとケミカルな感じがしてしまいます。

<2003-9-15>
 育てているラズベリーが花を咲かせて実をつけ始めています。
 ラズベリーは二季咲きなので、春と秋に収穫が楽しめます。
 樹勢が強く、放っておくと次々と下から新しい株が出てきて大変なことになってしまいますが、大して世話をしなくてもちゃんと収穫が出来るので、我が家の中々実をつけない果樹たちの中では優等生です。

<2003-9-14>
 テレビを観ていたら、岸田今日子が「見たい夢を見る方法」について話していました。
 とても面白い方法だったので、ここにご紹介いたします。

 まず、布団の中で目をつぶったら、自分の右側と左側に、柱を思い浮かべる。(この2本の柱は、夢への入り口、門の役割を果たすそうです。)
 そしてその柱の間に、見たい夢のイメージを作る。場所、人、物、状況など、出来るだけ具体的に思い浮かべる。
 イメージが出来たら、左の柱のところへ行き、柱をつかみ、しゃがむ。
 しばらく待っていると、自分が眠りに落ちる瞬間が来るので、そのタイミングで立ち上がり、柱の間から夢の中へ入っていく。

 岸田今日子曰く、「眠りに落ちる瞬間をいかに捕まえるかがポイント」だそうです。
 あと、忙しかったり疲れているときは捕まえる暇もなく一気に眠りに落ちてしまうので、時間に余裕のあるときにするとうまくいくそうです。
 ちなみに彼女はこの方法を、自分で発明したそうです。
 これって自己催眠と通じるところがあるなぁと話を聞きながら思いました。
 「眠りに落ちる瞬間」というのはそのまま、催眠状態ですからね。
 僕も早速試してみようと思っています。
 うまく行った方がいらっしゃいましたら、是非メールで教えてくださいね!

<2003-9-13>
 今まで聞いた中で、一番びっくりした寝言。
 「夜は、本当に、長いと思う」

<2003-9-12>
 子供の頃、雑誌の付録などについてくる日光写真で遊んだ記憶があります。
 今の子供たちも日光写真で遊ぶのでしょうか。
 それとも、「何それ?」という反応が返ってくるのかなぁ。
 しつこくユーミン話の続きを書こうと思って、「カンナ8号線」を口ずさんでいたら、ふとそんなことを思いました。

<2003-9-11>
 ユーミン話を続けます。
 岡田有紀子がサンミュージックの屋上から飛び降りたとき、友達が「ツバメのように」を聞かせてくれました。
 アイドル歌手の投身自殺というのは前代未聞で、とてもショッキングでしたが、「ツバメのように」の内容もそれに負けずとも劣らずにショッキングで、その相乗効果は相当のものでした。
 でも、はじめは怖かったけれど、だんだんとこの歌の空虚感が好きになっていきました。
 女の子の「高いビルの上からは、街中がみんな、みんな、馬鹿らしかったの」という悲劇のヒロインぶりとは対照的に、「あまり美人じゃない」と誰かが言ったり、飛び散った血を、名も知らぬ掃除夫が洗っていたり……。

  ♪ もう会えない 彼女は年をとらず
     生きてゆく私には 綺麗だわ

<2003-9-10>
 先日、車の中でユーミンを聴いていて、「日本で一番音楽が成熟していたのって、『リインカネーション』の頃だったんじゃないかなぁ」と、ふと思いました。
 こういった衝撃って、今の子供たちの音楽からは感じられません。

<2003-9-8>
 「世界遺産」を見ると、現実感がスーッと遠のいていって、人生って何なのかなぁと考えてしまいます。

<2003-9-7>
 ジョシュ・バーネットが勝って、新日本プロレスがパンクラスに勝ったって言われても……。
 プロレスは無敵だって言うなら、やはりプロレスで育った人がVTで結果を残さないと駄目なんじゃないかな。

<2003-9-6>
 ようやく「バベルの塔」が完成しました。
 毎日というわけにもいかず、期間はかかりましたが、気持ち的には「あっという間に終わってしまった」感じです。
 やっぱりパズルって面白い。
 ラジオを聴いたり音楽を聴いたりしながらピースを眺めていると、とっても贅沢な時間を過ごしている気になります。
 さて、次は何のパズルにしようかな。

<2003-9-5>
 童謡「森の熊さん」は、なぜか2番から雲行きが怪しくなります。

<2003-9-3>
 森山直太朗の「夏の終わり」ですが、一瞬、「さくら」に聴こえてしまいます。
 この人、ちょっと古かったり、小難しい単語を使いたがりますね。

<2003-9-2>
 最近なかなかパズルをする時間もなく、「バベルの塔」は未だに完成途中です。
 簡単な所からはじめていたのですが、ようやく建物部分が終わりました。
 あとは空を残すだけです。

<2003-9-1>
 自転車をこぎながら携帯電話でメールの読み書きをしている人がいますが、危ないからやめて欲しいですね。
 あと、信号待ちの車の中でメールの読み書きをしているドライバーもたまに見ますが、これも危ない。
 車が動き出してもそのまま携帯を打ち続けている人もいますし、減速中に携帯を打っている人を見たこともあります。
 飲酒運転と同じくらい、ドライバーのメール操作は取り締まるべきだと思うのだけれど、あまりニュースにならないところを見ると、携帯電話が原因で発生する事故って少ないのだろうか。
 こちらが加害者でも被害者でも、相手がメールの読み書きをしている最中の事故だったら、かなり頭にくるだろうな。

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