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ひとりごと


(日記才人に参加しています)

<2003-12-31>
 家族を迎えに羽田空港へ行って来ました。
 到着ロビーで飛行機から降りてきた人たちを見ていると、良く判らないけれど自分がひどくちっぽけな人間な気がします。

<2003-12-30>
 朝、駅までの道が閑散としていました。
 電車もすいていて、乗客同士が何だかとてもよそよそしく感じられました。
 お互いがお互いのことを、「この人はどんな人生を歩んでいるのだろう?」と思いあっているような、そんな空気でした。 

<2003-12-29>
 M-1グランプリ、とっても面白かったです。
 スピードワゴンを応援していたのですが、残念ながら決勝には残れませんでした。
 去年は彼らが一番面白かったと思うので、審査に不満がありましたが、今年は他が良すぎたので順当だと思いました。
 しかしここ数年、お笑いバブル(ついでにグラビアアイドルバブル)ですねー。

<2003-12-28>
 年末って大好きです。
 特にクリスマスが終わったあとから大晦日までがたまりません。
 昨日まであんなに西洋していた商店街も、何だか突然白々しく、みんながちょっとあわただしく、ついつい別れを惜しんで長話をしている人たちの塊がいたるところにできていたりするのを見ると、何だかワクワクしてしまいます。

<2003-12-27>
 TBSで25日の深夜にやっていた、「クリスマスの約束」という小田和正のライブを観ました。
 小田和正が色々なアーティストのヒット曲をカバーして歌いまくる番組なのですが、去年までとは違って今年はゲストも登場。
 久しぶりに音楽を聴いて感動してしまいました。
 それにしても、観客のほとんどが若い女の子っていうの、どうなんでしょう?
 これって恐らく、全部招待客だと思うのだけれど、誰もが着飾っていて、品が良く、そしてとても行儀良くライブを楽しんでいました。そしてそして、そんな観客達がクドイくらい、アップでうつるんです。
 両手を組んで前かがみで観ている人、ゲストの登場に口を押さえて喜ぶ人、お上品に手拍子をする人、感動のあまり、つるーっと涙を流す人……。
 そういう画を録りたくて若い女の子ばかり招待したのだろうけど、「若くて綺麗な女の子しか音楽聴いちゃいけないのか!」と思ってしまったくらい、ちょっといやらしい演出でした。
 女の子達が恍惚とした表情で小田さんを一心に見つめている姿は、ほとんど宗教です。
 ……と色んなことを書きつつも、「SOMEDAY」には鳥肌が立ってしまいました。

<2003-12-26>
 テレビでやっていた、「突入せよ! ”あさま山荘”事件」を観ました。
 冒頭で「この映画はフィクションです」とあったので、どこまでが史実に基づいているのか良く判りませんが、日本人の特徴を良く表しているなぁと思いました。
 警視庁と長野県警のどちらの制服を着せるかで口論したり、階級が違うからと命令できなかったり、「電線を切った」と言っていたのに切れてなかったり。
 このグダグダな感じは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」に出てくる日本の軍隊そのもの。
 そりゃ戦争にも負けるよ、と思いました。(日露戦争は勝ったけど)
 でも、僕は決してそういった日本人がダメだと思っているわけではなく、だからこそ、今の日本があるのだと思っています。好意的な意味で。

<2003-12-25>
 「ウルティマ超音波」という電動歯ブラシを買いました。
 電動歯ブラシを使うのがこれが初めてなのですが、磨き終わると歯の表面がつるつるでとっても気持ちがいいです。
 電動ドライバーを買ったときも目からウロコでしたが、電動歯ブラシも「どうして今までこれに気がつかなかったんだろう?」というくらい快適。
 まだ一日ですが、よく今まで手で磨いてたよなぁって思ってしまいました。

<2003-12-24>
 今日から、ZERO-ONE 後楽園大会3連戦です。
 僕はサムライにて観戦予定。
 いよいよ、年末年始の興行ラッシュに突入です。

<2003-12-23>
 ようやく親知らずを抜いた痕から血が止まりました。
 歯医者さんには、「せっかく出来たカサブタが取れてしまうから、うがいはなるべくしないように」と言われていましたが、やはり口の中が気持ち悪くてうがいをしてしまい、なかなか血が止まりませんでした。
 痛みも、抜いた場所よりも、付近の歯が浮いた感じで違和感を感じていましたが、やっとそれも感じなくなりました。
 親知らずの旅も、あとは抜糸を残すのみです。

<2003-12-21>
 親知らずを抜きました。
 親知らずを抜いて顔が変形するほど腫れたとか、しばらく痛くて何も食べられなかったとか、抜くのに1時間もかかった、などの武勇伝(?)をいろいろな人から散々聞かされていたので、かなり気合を入れて歯医者に向かいました。
 しかし、麻酔をかけたあと口の中に器具を入れ、コキッという感じであっけなく抜けました。
 もう拍子抜けするほどあっという間の出来事でした。
 抜歯後も痛むわけでも、腫れるわけでもなく、ホッと胸を撫で下ろしています。

<2003-12-20>
 先日テレビを観ていたら、2080年に世界が滅亡する、という説を唱えている人が出ていました。
 彼の話によると、このまま文明が進むと、2080年には大気中の二酸化炭素の濃度が4%を超えるそうです。
 そうなると、人類はみんな窒息して死んでしまうらしい。
 おそらく2080年には、僕はもう生きていないので窒息死は免れますが、地味な問題だけに回避は難しいかもしれませんね。
 話はちょっとだけ変わりますが、現在、東京都心部の酸素濃度は17〜18%だそうです。(ほんとかな?) 一方、アマゾンのジャングルの酸素濃度は24%。人間が生きるには、最低18%程度の酸素濃度が必要だと言われているので、こちらの観点からも、窒息する日は近いのかも?
 まぁ、ゆっくりと二酸化炭素濃度が増えたり、酸素濃度が減っていくのであれば、人間の体が適応していくのかもしれませんが。

<2003-12-17>
 イチゴの開花とまらず。
 先日、イチゴを剪定したときに、花やつぼみは全て取り除いたのですが、気がつくとまた花がたくさん咲いていました。
 日のあたる場所の株には花はなく、この季節、一日中、日があたらない場所に植えている株に花がついています。
 いつもならとっくに枯れているラズベリーも、未だに花を咲かせてはせっせと実をつけています。
 今年の冬は、今のところ結構寒いように思うのだけれど、そうでもないのかなぁ。
 夏が寒かったから、彼らの体内時計もおかしなことになっているのかもしれません。

<2003-12-16>
 「私にはその価値があるから」っていうコマーシャルがありますが、実際にそんな風に思っている女性って、案外多いように思う。
 「ごめんなさい、きれいで」と全身で言いながら歩いている女性を見ると、思わず道をあけてしまいます。
 童謡「森の熊さん」に出てくる女の子も、「あら熊さん、ありがとう。お礼に歌いましょう」と、自意識過剰な発言をしていますね。
 そういった意味では男性はみんな、本当のところ自分に自信がないんじゃないかな。
 いや、全部僕の偏見なんですけど……。

<2003-12-15>
 関根勤のやる小倉優子のモノマネ、最高です。

<2003-12-14>
 ホムンクルスの催眠術特番を観ました。
 ふたを開ければ、ただのマーチンセントジェームスのショーで、ちょっとがっかり。
 催眠を科学的に検証してくれると思っていたんだけどなぁ。
 やたらとテロップで、「テレビを見て催眠にかかることは絶対にありません」なんて出ていたけれど、これは大嘘です。入りの良い人なら、あれだけでも手が固まったりする可能性は十分にあります。むしろこのテロップが、「あなたは催眠に入らない」という暗示になっているんですね。
 番組は「マーチン恐るべし!」というスタンスで製作されていましたが、これは誤解を生む表現だなぁと思いました。
 確かに彼はうまいとは思いますが、彼がすごいのではなくて、出演者の被催眠性がすごいのです。
 いくらマーチンでも、催眠に入らないと決めている人を入れることは不可能だし、入りの良い人がいれば、誰だって同じことをすることはできます。
 彼はすべての出演者に暗示をかけたわけではなく、初めの手固めによって、かかりの良い人と悪い人を振り分け、良い人を段階的に集めていました。
 あれだけの人数、しかもテレビに映りたい芸能人がいるのですから、被催眠性の高い人を探すのは簡単でしょう。
 この番組をみて、あまりにもマーチンが残酷なので、ちょっと引いてしまいました。
 やるせなすの石井ちゃんに、タマネギを「おいしいリンゴだ」と言って食べさせていました。そこまではいいのですが、マーチンはよりにもよって、タマネギをがぶっと齧った直後に暗示を解きました。当然石井ちゃんはむせていました。本人にしてみれば、リンゴを食べていたのにいきなりそれがタマネギに変わったのですから、苦しくて当然です。
 また、男の人に対し、「妊娠して出産する」という暗示をしていました。みんな苦しい顔をして出産を始めましたが、これ、当然すごく痛かったはずです。出産に対して、苦しいイメージがあればあるほど、その苦しみは大きかったことでしょう。
 ワサビがアイスクリームになる暗示をして、まだワサビが口の中にあるのに暗示をといていましたが、あれだって相当口の中が辛かったはず。
 サソリに対する恐怖を取り除いたあと、素に戻したのも然り。
 マーチンは、あれだけ催眠に接しながらも、催眠暗示にかかっている人の気持ちがちっとも解っていないのです。それがどれだけ辛く、嫌なことなのか。
 10年前は、ただただ「不思議だなぁ」と思いながら彼のショーを観ていました。しかし催眠を勉強するようになり、多くの人を誘導するようになってからは、催眠中の経験は、脳が直接作り出すイメージだからこそ、現実よりも現実的な場合があることを知りました。
 音楽が鳴ると指揮者になるとか、猪木の真似をしてしまうとか、それくらいならいいのかもしれませんが、出産やワサビは笑えなかったし、苛立ちさえ感じました。
 みなさんはどのようにお感じになりましたか? 疑問、質問等ございましたら、何なりとメールくださいね。

<2003-12-13>
 本日19時より、TBSテレビにて「超探険!ホムンクルス”世界最強の催眠術”徹底解明!!奇跡の脳力大発見スペシャル! 」が放映されます。
 お笑い以外で催眠が取り上げられるのは久しぶりなので、とっても楽しみです。

<2003-12-12>
 ランプの精かなんかが出てきて、願い事を3つ叶えてくれないかなって、ときどき真剣に思います。

<2003-12-11>
 日曜洋画劇場でやっていた「エリン・ブロコビッチ」を観ました。
 僕は男だからかもしれないけれど、あまり面白くなかったし、彼女の勝手さに、ちょっとイライラしてしまいました。
 映画の前に矢野顕子が「格好いい映画」と言っていましたが、こういうの、格好いいのかなぁ。
 エリンではなく、周りの怒られている人たちばかりに感情移入してしまったせいで、2時間、怒られっぱなしな気分でした。

<2003-12-10>
 「Denny's」は、「デニーズ」って呼びますよね。
 じゃあ何で「Jonathan's」は、「ジョナサンズ」ではなく、「ジョナサン」なのでしょうか。

<2003-12-9>
 ホットカーペットを買ったら、どうしても床に座りたくなって、ダイニングテーブルを片付け、押入れで眠っていたコタツを引っ張り出してきました。
 コタツに入るのは3年ぶりですが、やっぱりコタツ最高です。
 コタツでみかんを食べていると、なんだか「急がなくていいんだなぁ」という気持ちになります。

<2003-12-8>
 僕が子供の頃って、12月8日には必ず戦争関連の番組をやっていたように思います。
 もちろん8月も同じで、原爆記念日とか終戦記念日は、何となくしんみり過ごしていました。
 でも最近は、そういった記念日に戦争特番をやらなくなりましたね。
 戦争特番には、必ず当時の関係者のインタビューとかあって、旧日本軍の人たちがたくさん出ていましたが、もうそのような人たちもほとんど死んでしまったのでしょう。
 僕が生まれた昭和47年には、27歳以上は一応戦争経験者だったわけだし、学徒出陣を考えれば45歳以上の人には元軍人が結構いたわけです。
 今では58歳以上が戦争経験者で、76歳以上にしか元軍人はいないということになります。
 近い将来、「最後の旧日本軍兵士」が死ぬ日が来るのかと思うと、とても不思議な気がします。
 うちの母方のおじいちゃんはニューギニアでアメリカ兵と戦い、うちの父方のおじいちゃんは日露戦争でロシア兵と戦いました。
 12月8日にはどうしても戦争のことを考えてしまいます。

<2003-12-7>
 英語の名前には愛称がありますよね。
 マイケルがマイクだったり、ウイリアムがビルだったり、ロバートがボブだったり。
 で、マーガレットの愛称は、マギーなわけです。
 つまり、マギー四郎は、マーガレット四郎なんですね。

<2003-12-6>
 寒くなってきたので、でかけるときにはコートを着ています。
 朝はそれで電車に乗っても暑くはないのですが、帰りに同じ格好で電車に乗ると、汗ばむほど暑いこともしばしば。
 コートを着ていることを差し引いて考えても、よほど秋の方が涼しかったように思う。
 うーん、謎です。

<2003-12-5>
 今、辞書をひいてびっくり。
 peanuts は落花生という意味だけでなく、「わずかな金額」という意味もあるのですね。
 だから昨日の Drive my car の歌詞は、「ピーナッツのために働く」ではなくて、本当は「コツコツ働く」という意味みたいです。
 でもでも、やはりこの歌に出てくる女の子には、「ピーナッツのために働くのはもちろんいいことだけれど、そんなことより運転手にならない?」って言って欲しいです。
 その方が詩としては面白いと思うんだけれどなぁ。
 僕はずーっと、この歌を聴くたびに、ピーナッツ畑で汗水たらしている青年が、ムービースターを夢見る女の子と将来について語り合っている風景を思い描いていました。

<2003-12-4>
 「ビートルズ全詩集」を学生の頃に買いました。
 ビートルズの全ての曲の詩と、その日本語訳が載っています。
 僕はビートルズが好きですが、英語がそれほど得意ではないので、この詩集を読み始めると、こんなこと歌っていたんだなぁ、と時間がたつのも忘れて読んでしまいます。
 どのページからも、彼らの歌声が聴こえてくるようです。
 そしてひと時、心が彷徨いはじめます。

  I told the girl that my prospects were good
  And she said, "Baby, it's understood
  Working for peanuts is all very fine
  But I can show you a better time"

 ピーナッツのために働くのはもちろんいいことだけれど……。
 もうこういうの、大好きです。

<2003-12-3>
 プランタに植えたイチゴの手入れをしました。
 マルチングの上に落ちた落ち葉を片付け、元気がなかったり虫にひどく食べられてしまった葉を剪定しました。
 手入れをしていて気がついたのですが、以前ここでお伝えした花のついた株、なんと実になっていました。去年この時期に咲いた花は、結局実にはならなかったので、ちょっとびっくり。
 雨に濡れたのか少し黒くなっていたので、かわいそうだけれど切り取りました。
 驚いたのは、その株以外にも結構多くの株に花が咲いていたこと。
 大きな花もあり、何故今年はこの時期に花が咲き乱れる(というほどではないけれど)のか、謎です。
 花に養分を取られると、来年の春までに株が疲れてしまうといけないので、心を鬼にして花もつぼみも全て切り取りました。

<2003-12-2>
 セロのマジックをテレビで観ました。
 魔術とか奇跡とかテレビ欄にありましたが、やっぱり手品ですねー。(当たり前だけど)
 プロレスが格闘技のふりをしてはいけないのと同じで、手品は超常現象のふりをしてはいけないと思います。

<2003-12-1>
 あっという間に今年も12月。
 一年で一番好きな月です。
 何だか1ヶ月間、ずーっと土曜日みたいな、そんな気がします。
 特にクリスマスが終わってから大晦日までは、いろんなことを考えて、いろんなものを食べて、いろんなところへ出かけます。
 あまりにも年末の空気が好きなので、正月も3日あたりになるとちょっと憂鬱……。

催眠療法で癒しを体験してみる部屋