ひとりごと
<2003-10-31>
ついに、野良猫の姿をカメラに収めることができました。
今朝、気がつくと窓の前にいたので、餌をあげました。一瞬うしろに下がりましたが、ゆっくりと戻ってきて餌を食べ、お皿の餌がなくなったところでまたあげました。それを数回繰り返したのですが、警戒はしているものの、遠くまでは逃げませんでした。
よっぽど今まで餌に恵まれていなかったのか、家に帰ってきたときも窓の前にいたので餌をあげました。その後、今に至るまでずーっと窓の前で寝ています。
人間を見ると、驚いて逃げるのだけれど、少し歩いたところでくるりとこちらに振り返るので、「クルリ」と名づけました。
<2003-10-30>
昨日の「トリビアの泉」を観てびっくりしたのですが、ベルリンの壁が崩壊したのって、政府報道官の勘違いが原因だったのですね。
東ドイツにて、西ドイツに誰でも旅行へ行くことの出来る法律が作られたとき、施行は混乱を避けるため、警備などの準備期間を経て行われるはずが、ある政府報道官が「直ちに施行」と勘違い。テレビで発表してしまったため、民衆がどっと押し寄せて壁を壊してしまった、ということらしいです。
もし予定通り、警備が整ってからこの法律が施行されていたら、もしかしたら東西ドイツは未だに統合されていなかったのかもしれない、とのこと。
僕はもちろん、こんな事実は全く知らなかったので、「へぇ」というより、「え?」という感じでした。
でも当時の西ドイツは、勝手に旅行が出来る法律を作られたり、勝手に壁を壊されたりして大丈夫だったのかな。
<2003-10-29>
野良猫は今日も気がつかないうちに餌をたいらげていました。
ほぼ毎日やって来るようにはなりましたが、さて、ここからが難しいです。
餌を置いておくと、気がつかないうちに食べてしまうので、なかなか見る事が出来ません。
また、偶然食べているところに出会えても、人の顔をみるとすぐに逃げてしまいます。
あの猫を撫でる日は、まだまだ遠そうです。
<2003-10-28>
ダイエーが優勝しましたね。
……ということで、「ガキの使い」の罰ゲームは、浜ちゃんに決定ですね。
<2003-10-27>
ときどきアニメの主題歌を思い出すと、理由もなく胸がいっぱいになってしまうのですが、今日思い出した歌……。
熊のドラムにあわせながら
シルク・ハットのアヒルが踊るの
みんな笑顔ではちきれそう
だって今日はおばさんのバースデイ!
<2003-10-26>
まだ10月ですけれど、あまりにも寒いのでファンヒーターを出しました。
毎年ファンヒーターをはじめてつけるとき、石油の燃えるにおいがして、「冬が来たなぁ〜」としみじみ思います。
中断された夢の続きをみるみたいな、そんな気持ちになります。
<2003-10-25>
うちの近くに野良猫が歩いていたので、お皿にシーチキンを入れて置いておいたところ、きれいになくなっていました。
お散歩のとき、いつもうちに寄ってくれるようになったらと、期待しています。
撫でられるくらい慣れるまで、どれくらいかかるのかなぁ。
<2003-10-24>
先日ここに書いたイチゴですが、花が咲きました。
去年はひとつしか咲きませんでしたが、今年は下にたくさんつぼみがあり、まだまだ咲きそうです。
こんな季節に咲いても実にならないのに……。
もし実がついたら、クリスマスケーキの上に載せようと思っています。(^^)
<2003-10-23>
僕の中には無条件に尊敬している職業というのがふたつあります。
お米を作っている人と、道を作っている人です。
仕事帰りに道路工事をしている人たちを見て、「道を作るのって、えらく象徴的な行為だな」と思いました。
その人たちは道路を補修していただけですが、野山を切り開いて新しい道を作る人たちは、汗水流しながら、高村光太郎の詩なんかをつぶやいたりするのだろうかと思うと、何だか馬鹿みたいに感動してしまいました。
カツッ …… 僕の後ろに …… カツッ 道ができる …… カツッ ……
<2003-10-22>
爪を切りながらふと思ったのですが、爪きりのない時代の人たちは、どうやって爪を切っていたのでしょうか?
石で研いでいたのかな?
<2003-10-21>
昨日の話しの続きになりますが、そういえば春にしか咲かないクレマチスも、今年は秋にも花がいくつか咲いています。こんなことは、苗を植えてから初めてです。
買い物へ行ったら、街路に植わっているツツジも、今頃いくつか花をつけていました。
もしかして、地震の前兆?
<2003-10-20>
去年も12月に、季節外れのイチゴの花が咲きましたが、今年もひとつの苗につぼみがついているのを発見しました。
今年は夏から天候がおかしかったので、おそらく狂い咲きなのでしょうが、つぼみのついた苗、じつは去年とほとんど同じ場所の苗なんです。
日当たりが絶妙なのか、風の関係なのか、偶然なのか、とにかく不思議です。
去年は結局実になりませんでしたが、もしこのつぼみに花が咲き、実がついたら、ご報告しますね。
<2003-10-19>
人間にも冬眠があればいいのに。
<2003-10-18>
僕は魚肉ソーセージが好きで、時々食べるのですが、あれって何であんなにビニールが剥きにくいのでしょうか?
一応、赤い「ここから剥いてください」みたいなのがついている時もありますが、ちょっと引っ張ると切れてしまい、うまく剥けたことがないし、大抵はそれさえついていなくて、鉄の輪を歯で挟んでぐるぐる回してみたり、ビニールのつなぎ目を爪でゴリゴリなぞってみたりしますがうまくいかず、いつも最後はハサミやナイフに頼ってしまいます。
魚肉ソーセージは、お弁当やおやつに手軽でいいんだけれど、せっかく遠足に持って行ってもビニールを剥けなくて困っている小学生って、結構いるんだろうな。
<2003-10-17>
最近、アリコの保険のコマーシャルをやたらみますが、何だかこういう直接的なコマーシャルってつまらないですよね。
小林製薬のコマーシャルやネーミングは、直接的すぎて笑ってしまいますが。
<2003-10-14>
Windowsにおまけについているゲームは、どれもとても面白いです。
数ヶ月前からずっとはまっているのは、「スパイダ ソリティア」というゲーム。
それまでは「フリーセル」ばかりやっていましたが、さらに面白いです。
<2003-10-12>
昨日のK-1、ボタもサップも同じような反則負けでした。
選手がルールを解っていないのは非常に残念です。
サップはK-1には向いていないのかもしれません。
弱点を知られすぎて、ちょっと今は誰にも勝てないような気さえします。
体重も落としたみたいだけれど、それも裏目に出ている。
ホーストを倒したときのような勢いが感じられませんでした。
PRIDEなら……、とも思ったけれど、今のサップでは、PRIDEでも無理でしょう。
このままタレントになってしまった方が、彼のためにも、ファンのためにもよいのかもしれません。
<2003-10-11>
新発売の、トルコ風アイス「モカチョコ&バニラ」を食べてみました。
のび〜る感じは健在で、若干甘すぎますが、おいしかったです。
これ、「ラクトアイス」ではなく、「アイスクリーム」だったらもっとおいしいんだろうな。
<2003-10-10>
岡村孝子、離婚しちゃったんですね。
それにしても、「待てないわ離婚」て……。
<2003-10-9>
2週間ほど前に、ニラ、万能ネギ、春菊の種を買ってきて大量にばら撒きました。
まず始めに春菊が芽を出し、次に万能ネギ、そして最後にニラがようやく芽を出しました。
これから寒くなるので、収穫はかなり先だと思いますが、今から楽しみです。
それにしても、万能ネギの「万能」の意味が全く解りません。(^^;;
<2003-10-7>
「100年後の超偉人たち(秘)ランキングSP」という番組を観ました。
その中で、UFOを作った男、というのが登場しました。
実際にアルミで出来た、プロペラもエンジンもついていない三角形の物体を、電気を流すだけで浮上させていましたが、本人曰く、「どうして浮くのか、自分でもよく判らないんだ」とのこと。
その浮かんでいる姿は、UFOそのものでした。
詳しい情報を求めてネットを検索していたら、こんなページやこんなページを見つけました。
やっぱりまだ原理は判っていないんですね。
でも、これだけいろいろな人が研究していて、原理が判っていないって、どういうこと? 構造自体は単純だから、物理学の教授なら判りそうなものですが……。
原理さえ判れば、改良の余地もたくさんあると思うし、音もなく静かに空を飛べる日が本当に来るのではないかと、ちょっとドキドキしてしまいました。
<2003-10-6>
PRIDE武士道を観ました。
ミルコ、強すぎです。
はじめはルールに守れているからだと思っていたけれど、PRIDEルールでここまで結果を出されると、ヒョードルも危ないかもしれません。ドスJr.
はやってくれるんじゃないかと期待していたのですが、次元が違う感じ。
今日のグレイシー対抗戦は、4試合が判定に決着で、消化不良でした。試合数を少なくしてでも、3ラウンドまでやって欲しかったです。
三島☆ド根性ノ助の試合が一番面白かった。
次は是非、横井を出して欲しい。
坂田も出て欲しいけれど、小池栄子が実況席にいる限り、難しいかな。
<2003-10-3>
催眠誘導の際に使用する青い光のライトを作ろうと思い、東急ハンズへ行きました。
電球のソケットを見ていたら、「国民3号」という、デザイン性の全くない、非常に実用的な(どこにでもあるような)ソケットを売っていました。
昔、中学の技術の時間に、このソケットを使って電気スタンドを作った記憶がよみがえりました。
でも「国民3号」って名前がついていたとは知りませんでした。
おそらくこのソケットは、戦前から全くデザインも変わらず、作り続けられているものなのでしょう。
えらく牧歌的なネーミングに、少しだけ優しい気持ちになってしまいました。
<2003-10-2>
水曜スペシャル、藤岡弘、の探検隊シリーズ第3弾「南米ギアナ高地切り裂かれた大地の闇に謎の地底人クルピラは実在した!!」を観ました。
3回目にして、すでにネタ切れなのか、今回は用意されたハプニングも少なめ。
相変わらず、ゴムボートの底が抜けたり、川に落ちたり、インディオの罠にはまったり、ナップザックを矢で射抜かれたりしていましたが、その直前の妙な空気感は、プロレスで相手がトップロープに登っているのを気がつかないふりをしているときの、妙な緊張感に似ていました。
藤森夕子のゲテモノを食べるシーンも、アリの唐辛子漬けと、今回はゲテモノ感も低め。驚きなのは彼女がアリを食べたことではなく、アリを食べるのは3回目だと明るく告白していたことです。
何故に3度もアリを??
彼女は道中、噛まれると24時間も苦しむことになるというアリを発見したときにも、「これは食べられるの?」と執拗にアリに興味を示していました。その姿からは、CCガールズ時代の面影は完全に消えていました。
今回はゲテモノに加え、サービスショットなのか、途中で意味なく上半身水着姿にさせられたり、半日もダイヤモンド探しをさせられたり……、ここまでこの仕事に情熱を傾けられる藤森夕子、偉すぎます。
話はクルピラ探しに戻りますが、クルピラは予想通り、全身を緑色に塗ってカツラをかぶり、お面をした「クルピラ役」の人を遠くから映しただけでした。
オチのショボさは相変わらず。ジュンマの時よりははっきりと映っていたものの、それ故にショボさも倍増という感じで、あんなにはっきり映してしまったら、ファンタジーも台無しです。
探検隊シリーズの魅力は、結局は何も見つからなかったのに見つかったと言い張る曖昧さなのですが、今回は後に引けないほどはっきりとクルピラが登場しており、新しい境地を開拓しようとしているのか、投げやりなのか、どちらにしてもやってはいけない演出に手を出してしまった感じがしました。
しかも、結構早い段階でクルピラが出てきたため、「もしやこの先、もっとアップで観られるのでは……」と観る者に期待させつつ、30分近く放浪し、結局は「最後の穴が小さすぎて中に入れない」というオチ。
視聴者に「諦めてください」と言わんばかりの「撤退も悪いことではない」という、探検隊にあるまじき発言には唖然とさせられました。
でも、クルピラが後ろ向きに走っているCGはかなり良かったです。
回を重ねるごとに、手抜きになっている感は否めませんが、それでも笑いっぱなしの3時間であることに変わりはありません。
次回が今から楽しみです。
<2003-10-1>
何か踏ん切りがつかないときに心に浮かぶセリフがあります。
「いま使わずに、いつ使うのだ!」
これは、映画「風の谷のナウシカ」に出て来る、トルメキア軍クシャナ殿下の言葉です。
王蟲の大群が風の谷に襲い掛かろうとしているとき、クシャナはやっとの思いで手に入れ、現在養育中(?)の巨神兵を実戦投入するため、戦場を離れようとします。
「殿下、まさかあれを……。まだ早すぎます」
部下のクロトワはそう言ってクシャナを諌めます。
しかしクシャナは聞こうとしません。そこで言ったのがこのセリフ。
「いま使わずに、いつ使うのだ!」
結局、クシャナに引き連れられた巨神兵は、数度閃光を放って王蟲を蹴散らしますが、やがてドロドロにとけて死んでしまいます。
そう、まだ早すぎたのです。
でもクシャナの決断は真っ当だと思う。
いくら苦労を重ねて手に入れた巨神兵だとしても、このまま王蟲が風の谷を襲ったら、どちらにしても巨神兵はやられてしまいます。クシャナの言う通り、今使わなかったら使うときなどもうないのです。
何かのために苦労して準備をすると、その行為自体が目的を帯びていき、その「何か」よりも、準備した物の方に愛着がわいて人の判断を狂わせることがあります。
旧日本海軍の戦艦大和。あんな立派な船を作っておきながら、結局は戦果らしいものを上げることも出来ずに最後は海上特攻して沈んでしまいました。クシャナのような司令官がいて、使うところで大和を使っていれば、戦況も少しは変わっていたかもしれません。(決して勝てなかったとしても、です)
せこい話になりますが、僕もしょっちゅうそんな気持ちになります。
例えば軍手。
土いじりをするためにホームセンターで軍手の束を買い、それが引き出しに入っているのですが、いざ作業をする段になると、真っ白な軍手を使うのが忍びなく、素手で作業を始めようか一寸悩んでしまいます。すると心の中で声が聞こえます。
「いま使わずに、いつ使うのだ!」
例えばチェキのフィルム。
インスタントカメラ「チェキ」がうちにはあるのですが、チェキのフィルムって、結構高いんですよね。
せっかくチェキを持って出かけても、シャッターを押そうとするたびに、これを写真に撮る価値はあるのか、とか、あとでもっと撮りたい物が出てきて後悔するのではないか、などと真剣に考えてしまいます。すると心の中で声が聞こえます。
「いま使わずに、いつ使うのだ!」
人生を楽しめるかどうかって、このタイミングを知っているかどうかなのかもしれないなぁと思います。